2010年10月11日

観光農園

今年で3年連続訪れた観光農園。



リンゴ各種、梨、プルーン、ナツハゼ、ネクタリン、などの果物。
じゃがいも、人参、とうもろこし、ナス、ピーマン各種、いんげんなどの野菜。

これらが、時間無制限食べ放題。

持ち帰りも、ビニール袋に詰め放題で100円。






毎年同じ時期でも、取れるものが少しずつ違って面白い。

今年は、リンゴ3種、梨、プルーンなどを腹いっぱい食べて、
じゃがいも、モンゴルいんげん、バナナビーマンは詰め放題。
ぎゅうぎゅうに詰めて持ち帰る。
人参も1本こいでみた。



帰ってから袋から出すと、この山。



人参は1本30円だったので、これでしめて330円。
うそみたい。




早速今夜のつまみに、いんげんとバナナピーマンを炒めてみた。




最高。



愛情を込めて育ててくれた作物を、
こうしておいしく、安く分けていただけることの幸せ。  

Posted by kaz at 21:40Comments(0)旅先にて

2010年10月10日

秋本番

予報に反して見事な秋晴れ。
さすが特異日10月10日。

そして、ここには本格的な秋が来ている。
紅葉の鮮やかな紅が、真っ青な空に映える。





日常を忘れるのに十分過ぎる贅沢。
  

Posted by kaz at 22:57Comments(0)旅先にて

2010年10月09日

雨の宿

よく降る。

今のうちに降るだけ降って、明日は止んでほしい。

雨の宿。  

Posted by kaz at 23:17Comments(0)旅先にて

2010年10月08日

食用ほおずき


ほおずきほおずきまだ鳴らせない
ほおずきほおずきもし鳴らせたら

胸にたまった恨み言こめるように
いつでも鳴らしていたっけね
紅いほおずき・・・
おまえにしてみたあの仕打ち
今頃くやんでいるんだよ

「ほおずき」 唄 渡哲也   詞 ちあき哲也




ほおずきといえば、この唄のように鳴らすものだと思っていた。




ひとつだけ戴いた、食用ほおずき。
その名も『ほのかの夏』。

何と、食べるものだという。





確かにそばに置いておくだけで、甘い香りが漂ってくる。

枯れたヴェールの中には、鮮やかなオレンジ色の実が鎮座ましましている。






壊れないようにそっと取り出してみた。





その甘すぎる香りを感じながら、実を半分に割ってみる。
これは、立派なフルーツである。






食べてみた。

プチトマトのような、イチゴのような不思議な食感。
甘くて、種がプチプチして面白い。

過ぎ去りし、ほのかな夏の味がした。





ほおずきほおずきまだ鳴らせない
ほおずきほおずきもし鳴らせたら
おまえの淋しさわかるだろう









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大沢親分、安らかに。


合掌。




  


Posted by kaz at 22:33Comments(0)おいしいもの

2010年10月07日

36色の色鉛筆



色鉛筆と言えば、昔から12色しか使ったことがないのだが、
今は、三菱鉛筆から240色なんてのも出ている。

そこまでは行かないものの、これでもすごい36色!



ドイツの名門STAEDTLERから新発売の、
ノリスクラブ色鉛筆の36色。





このシリーズの色鉛筆は、折れにくくするために芯の周りを保護コーティングで包んである。
Anti-Break-System(A.B.S)と言うのだそうだ。

芯の根元の白がおしゃれでもある。





今までの3倍の色があるのだから、
聞いた事のない色もある。

トルコいしいろ?すないろ?ひいろ?
るりいろなんて、何かドキドキする。





せっかくだから、何色も重ねて真鍮を表現してみた。

  


2010年10月06日

真鍮製品

今年の春に、トラベラーズノートと仲間たちのブラスプロダクトで
その魅力を知って以来、真鍮製品が静かなマイブームになっている。







鈍く輝く、その奥ゆかしい佇まい。
使い込むほどに変化していく、その皺深い表情。
手に持ったときの、そのずっしりと来る存在感。
手に移る金属臭さえも愛おしい。
どれをとっても、愛すべき素材である。








作られてからまだ日が浅く、
これから深みが増してゆくもの。








数十年の時を経て当初の輝きを失った変わりに、
時間だけが醸し出すことのできる味を持つもの。







昔の夢を覗くもの。







深い眠りから覚め、日常必需品として復活したもの。







そして、さりげなく壁に掛かっているもの。


などなど・・・。






金属なのに、ぬくもりを感じる。
ブラスの魅力。



  


2010年10月05日

真鍮製アンティークデスクカレンダー



今日が何月何日で何曜日だなんて、大抵誰でも分かってる。
改めて表示しておかなくてもいいようなものだ。

じゃあ、なんでこんなものがあるんだろうか。







真鍮なんか使って重厚で、
作られてから半世紀以上経った今でも
こうして今日を表示し続けている。







佇んでいる。
ただそれだけで十分な存在感。
そのためだけに、数々の偶然を経てここにあるのだろうか。  


2010年10月04日

SINGER ミシン台 後編

自宅に持ち帰ったら置く場所を決めて、
まずはゆっくりしていただく。



天板のペンキも乾いて、落着いたいい色になっている。
何十年も前からそこにあったような佇まいだ。




しばし眺めて堪能したら、さてひと仕事だ。
元々のミシン台から取り外しておいてもらった引き出しを取り付ける。

そう、昔の足踏みミシンには必ず付いていた、
ボビンなどを入れておいた細長い引き出しだ。



レール部分をオリジナルのマイナスネジで取り付け、
引き出しを滑り込ませる。

おお、いい感じだ。

やさぐれたペンキの燻され具合が何とも言えずいい味を出している。







足踏みメカは健在で、踏んで回すとキコキコいいながら良く回る。
懐かしいこの感覚。
前に回して、逆回転させて・・・。面白い。








ランプや小物を並べ、雰囲気を出してみる。
トラベラーズノートも良く似合う。








うん、でもやっぱりこのデスクには夜がよく似合うようだ。

  


2010年10月03日

SINGER ミシン台 前編

以前から頼んでおいた、SINGERのミシン台が届いたと言うので、
早速size…antiqueに見に行った。





おおっ、渋い!







イギリス製、恐らく100年位経っているものとのこと。

SINGERのロゴが、真ん中でジョイントされたタイプ。
錆びた、鋳物の鉄脚の風合いがどこか懐かしく感じられる。






THE SINGER MANFG.CO.の社名が見られる。



天板には、古民家から入手したと言う、
厚さ30mmの無垢の一枚板を使ってくれた。
この板だけでも価値がある。

そこに、これまた渋いウォールナット色のペンキを塗っていただき、完成。






ペンキが乾くのを待つ間に、
持ち帰るのが惜しまれるほどsizeの風景に溶け込んでいく。





さあ、乾いたところで連れて帰ろう。



続く。  


2010年10月02日

TRAVELER'S cafe

先日、トラベラーズノートみんなのカスタマイズに記事を投稿したところ、
幸運にも採用していただいた。

オリジナルステッカーがもらえるというので楽しみにしていたら、
今日それが届いた。





1枚か2枚送ってくれるのかな、と思っていたら
こんなにたくさんでびっくりした。





手書きのエアメール?もうれしい。



非売品というステッカーは大小色とりどりで、童心にかえってワクワクしてしまう。
中でも、世界各地に点在するらしい?『TRAVELER'S cafe』のステッカーが面白い。



PARIS、SEVILLA、SAFRANBOLU、HOCHIMINH、
HONG KONG、LOS ANGELES、NEW YORK、
もちろんCHIANGMAI、そしてTOKYO。

世界中を旅して、これらのcafeで一服できたらどんなに楽しいだろう、
などと想像してたら、いいことを思いついた。





世界地図にそれらの都市を書き込み、ステッカーを並べてみた。







フレームに入れたら、夢の世界cafeマップが出来上がった。







書斎にまたひとつ宝物が増えた。



  


2010年10月01日

戦時中の通信簿

珍しい、古い通信簿を譲ってもらった。



昭和19年。
終戦の前の年に、初等科第一学年に入学した生徒のものである。



「通信簿閲覧上ノ参考事項」として、
一 国民学校ノ教育ハ皇国ノ道ニ則リ知行一如心身一体ノ教育デアリマス。
から始まり、優良可の基準の説明に及んでいる。





当時の科目は、
国民科として、修身、国語。
理数科として、算数、理科。
体錬科として、体操。
芸能科として、音楽、習字、図画、工作 となっている。





それが、終戦後しばらくたって、
初等科第四学年のとき科目が変わったようで、紙が貼られて直されている。

修身、習字がなくなり、社会、自由が増えている。
体操は体育に、図画と工作は図工に統一され、
また、国民科などの教科の括りも無くなった。






今と同じ通信欄もあって、先生のコメントが書かれている。

優や良上の多い優秀な生徒だが、
コメントによると、やや頑固なところもあったようだ。






この記録から66年経った今、彼はどんな人生を送っているのだろうか。
色褪せた通信簿を眺めて、想いを馳せる。