2013年03月31日
山の祭りで舌鼓
澄んだ清流に沿って続く山道を、どこまでも分け入っていく。
視界いっぱいに広がる山の緑や、点在する山桜の景色を楽しみながら走ること約1時間。
山の温泉地にたどり着いた。
静かな山里、その一角に人垣が出来ている。
こんな山で、何とまぐろ解体ショー!
おおっ、本当にやっているじゃないか。
今日はこの山里の春祭り。
まぐろ以外にも、地元の方々による手打ちそばやししなべなどが食べられた。
これが旨いのなんのって。

日常を忘れて束の間、心の洗濯。
2013年03月30日
プラス フィットカットカーブの切れ味
最近メディアはちょっとした文房具ブームである。
中でもよく目にする人気のはさみ、プラスの『フィットカットカーブ』。

一回試してみたいと思っていたところ、何と自宅に転がっているのを発見。
なんでも、花の茎を切るのに使っているのだというのだからびっくりだ。
正真正銘、PLUS FitcutCURVE SC-175Sである。

人気の秘密は、この刃のカーブ。
最高の切れ味のための理想の角度30°を常にキープするための工夫である。

これにより、分厚いダンボールや牛乳パック、硬いペットボトルや逆に柔らかい布などもよく切れる。
草花の茎にも向いているというからあながち間違った使い方ではなかったようだ。
ベルヌーイカーブ刃というのだそうだが、これについては、こちらがめちゃくちゃ詳しい。
→http://bunguoshop.com/?tid=2&mode=f5
そういえば、古いペーパーカッターの刃も、ちょっと反っていてそれっぽい。
それなりの理論に基づいたものが昔からあったんだなあ。

刃以外にも、随所に工夫が見られる。
握りやすさを追求したグリップ。

摩擦を軽減して滑らかな動きを実現した特殊リング機構など。

なるほど、売れてるものにはそれなりのワケがあるわけだ。

2013年03月29日
スノードーム復活!?
小さいガラス製の地球を見つけた。

これ、地球型のオプティカルグローブペーパーウェイトである。
光学ガラスに、サンドブラストで大陸が描かれている。
まるでクリスタルのように美しい。

これを、去年破損してしまった2009年トラベラーズポストカードキャンペーンの賞品のスノードームの台座に乗せてみた。

小さなガラス製の地球儀だ。
これもトラベラーズらしくていい!
1年の時を経て、スノードームの復活である。

2013年03月28日
桜と電車と少年
遮断機が下りる
車を停め 窓を全開にする
立ち止まる少年がひとり
線路脇の桜は満開
吹く風は穏やかである
しばし 踏み切りの警告音だけの静寂
やがて 近づいてくる轟音がその静寂を破る
どですかでん
どですかでん
どですかでん
1輛だけの電車が 桜のトンネルを抜けてくる
束の間 旅心

2013年03月27日
トラベラーズノートスターエディションとポストカードキャンペーン2013
トラベラーズノートスターエディションが発売になって、2週間。
各文具店や、オンラインショップでは早々と品切れが出ている模様。
さすがの人気である。

合わせて店頭では、スターエディションのガイドブック“TRAVELER'S STAR EDITION GUIDE”が配布されている。

今回のシリーズのコンセプトになっているスターフェリーについて、スターエディション限定商品の情報、香港の旅情報などなど、スターエディションを発売するにあたってのスタッフの思い入れが、パスポートサイズにぎっしりと詰まっている。
是非手にとって読みたい1冊なのであるが、もし入手できない場合でも、こちらで読むことが出来る。

そして、今年もポストカードキャンペーン2013の募集が始まった。

テーマは今年も、「みんなのおすすめ旅スポット」。
今年で4年目になるこのテーマ。年々トラベラーズノートユーザーの旅スポットも充実してくる。
そして、気になる賞品はオリジナル・ブリキ缶!
これも楽しみである。

さて、今年はどこで応募しようかな。

2013年03月26日
ホービス社のパン型
イギリスの小麦粉メーカー、ホービス社の古いパン型。
恐らくアンティークに近いもので、結構厚手のティン製である。

これでパンを焼くと、HOVISの文字が浮き出るというもの。
これは面白い。


パンを焼かなくても、小物入れに丁度いい。
いい雰囲気である。

2013年03月25日
2013年03月24日
2013年03月23日
MONO消しのトンボ鉛筆からモノワンの新製品
トンボ鉛筆からMONO ONEの新製品が2種。

軽い力で消せるAIR touchと、消しクズをキャッチして散らからないdust CATCHを、
ショートタイプのホルダー消しゴムMONO ONEのボディに納めた。
MONO ONEといえば、
使いやすいショートタイプで、鉛筆を握りながらでも消しやすい。

グリップがラバー製で握りやすく、衝撃吸収クッション採用でゴムが折れにくい。

転がり防止のフックや、ストラップ通し穴など親切設計。

そんなMONO ONEタイプで、この軽さは癖になるAIR touch。
益々消しやすさを追求しちゃったみたいな。

dust CATCHは消しクズが散らからなくて、Henryくんの出番もない。

古いトンボと新しいトンボと。

2013年03月22日
パンチ穴が綺麗に揃うパンチシート
不精な性格なので、ファイルに綴じた紙はバラバラで揃っていない。
パンチで穴をあけるのに、半分に折ってセンターを取るなんてことをおよそしないからである。

そんな中、軽あけパンチのアリシスで一世を風靡したカール事務機㈱から新製品。
その名も『パンチシート』。
A4のクリアホルダーのようなものに、2箇所半円状の切込みが入っている。

これに、パンチしたい用紙を挟む。

中心線を合わせて、そのままパンチにで穴をあける。
そうすると、ちょうど真ん中に2穴があくという寸法である。


用紙をシートから抜いて、ファイルに綴じる。
綺麗に揃って気持ちいいというやつだ。

几帳面なあなたにはお勧めのアイデア商品である。
自分は・・・、使わないだろうなあ。

2013年03月21日
ミニチュア革バッグ
ミニチュアサイズの革バッグ。
久しぶりに時間と手間をかけた革細工。

飽きっぽい自分にしては、細かいところまで一生懸命作ってみたのである。

実はこれ、携帯電話のケース。
自分の使っている携帯電話にサイズを合わせてある。

このミニチュアバッグにはモデルがある。
永年愛用している、HERZのビジネスバッグがそれである。

独特の取っ手。

サイドの吊り下げ金具の固定の仕方。

底の鋲まで、すべて忠実に再現した。

腰に着けたら、ちょっとお洒落みたいな。

2013年03月20日
ヘドレイさんのデスクを想う
2週間にわたって遊んできた、文房具の宝石箱。
antique shop menuが、イギリスの民家から発掘してきた古い文具箱。
使われていた当時のそのままの状態で現代に蘇ったのである。
そこで、持ち主のヘドレイさんのデスクを想像して再現してみた。
拡大鏡があるくらいだから、老眼鏡も使っていたんだろうなあ。
スタンプはやっぱりスタンドに吊る下げただろうし、インクを吸い取るブロッターも置いてあったと思う。
さりげなく真鍮のデスクカレンダーなんかも似合いそう。

タイプライターは絶対に使っていたはず。
定規やペンは、木のペンスタンドだろうなあ。
チビたシーリングワックスも転がっていて絵になる。

肝心の仕事内容までは分からなかったが、何人かの社員を使う小さな会社だったとは想像できる。
きっと、色んな文房具が活躍する渋いデスクだったんだろうなあ。
そんな空想が楽しい、ステキな文房具の宝石箱の物語はこれでおしまい。

2013年03月19日
古い印刷入りの封筒は・・・
文房具の宝石箱シリーズもいよいよ最後のひと品。
何やら変わった形の封筒が5枚。

ちゃんと糊も塗ってある。

封をするところには、「受け取ったら速やかに中身を確認しましょう」のメッセージ。

WAGES。賃金。

保健やら、控除やら、税金やら・・・。
そう、これは給料袋なのである。
なんかいい雰囲気なのである。

やっぱり、ヘドレイさんは経営者だったんだ。
一体何の会社だったのかなあ。
はい、今月のお給料ですよ、みたいな。

文房具の宝石箱シリーズ、番外編に続く。
何やら変わった形の封筒が5枚。

ちゃんと糊も塗ってある。

封をするところには、「受け取ったら速やかに中身を確認しましょう」のメッセージ。

WAGES。賃金。

保健やら、控除やら、税金やら・・・。
そう、これは給料袋なのである。
なんかいい雰囲気なのである。

やっぱり、ヘドレイさんは経営者だったんだ。
一体何の会社だったのかなあ。
はい、今月のお給料ですよ、みたいな。

文房具の宝石箱シリーズ、番外編に続く。
2013年03月18日
古い洒落た紙箱など
文房具の宝石箱シリーズも、とうとう11個目。
洒落た紙箱がひとつ。

PLAZA印のカミソリである。
やはり、BRITISH MADE である。
実際に刃が3枚入っている。何に使っていたんだろうか。

イラストもステキである。

他にも色々。
これはシーリングワックス。
結構使い込まれている。日常的に使っていたんだろうなあ。
刻印がなかったのが実に残念!

これは、ブラシ。
アメリカ製で“Smith-Corona”の社名がある。
同社はタイプライターメーカーだったらしいから、タイプライターの掃除用のブラシなのかなあ。

ヘドレイさんは、タイプした文書を封筒に入れて、住所印をスタンプして、シーリングワックスで封緘して、ということを日常的にしていたみたいだ。
請求書でも送ってたのかな。
2013年03月17日
古い消しゴムがふたつ
文房具の宝石箱シリーズ、第10弾は古い消しゴムがふたつ。

ひとつは、カーネル(大佐)の名を冠した偉大なる消しゴム。
BRITAINの文字も神々しい逸品。

もうひとつは、ロンドンのALPCO PENCILS 社のタイプライター用消しゴム。
砂消しである。

片側だけが使用された痕跡が残っている。
右手でこの消しゴムを持ったときに、ちょうど紙に当たる部分である。
ヘドレイさんは右利きだったということだ。

なんて想像してみるのも古道具の楽しみのひとつ。

2013年03月16日
虫眼鏡と古いケース入りのビニールテープ
文房具の宝石箱シリーズもいよいよ第9弾。
一気にふたつ。
まずこれは・・・虫眼鏡?

何か恐らくは、双眼鏡なんかのレンズが外れたものじゃないかとはmenu談。
結構役立ちそう。
持ち主だったヘドレイさんは小さい文字の見えにくいお年頃?

そしてこの赤が鮮やかなケース。
ドイツ語で全然分からないが、化学製品を扱うドイツのBASF社の製品のようだ。

中は、何やらビニールらしき素材の細いテープ。
幅は6mmほど。

説明書はちんぷんかんぷんである。
絶縁テープのようなものなのかなあ。


この文房具の宝石箱の持ち主だったヘドレイさんの仕事が、益々分からなくなってきた。
2013年03月15日
分度器と定規
文房具の宝石箱シリーズ第8弾。
まずは、スチール製分度器。
これは古そうだなあ。

MADE IN ENGLAND や、PROTRACTOR(分度器)、登録商標番号などの表記が渋い。

そして、例によってHEADLEYさんの名前が裏にも表にも。
これは、J.HEADLEYさんが使っていたものだ。


そして、やはりスチール製の折りたたみ定規。
伸ばすと30cm。

インチとミリの両用で、これは比較的新しそう。
実用にいい感じである。

J.HEADLERさん、まだ元気でいるのかなあ。
今これ見たら懐かしがるだろうなあ。
さて、ここまで文房具の宝石箱の中身を見てきたわけだが、
持ち主のHEADLEYファミリーは、これらの文房具を使って、一体何の仕事をしていたんだろう。
中々想像ができない。
疑問は解決しないまま、文房具の宝石箱シリーズはまだまだ続くのであった。

2013年03月14日
古いスタンプを3種類
文房具の宝石箱シリーズも、はや第7弾。
今日はスタンプ。

まずこれは、住所印。
B.HEADLEY夫人の名前と住所が、スッキリとした書体で作られている。

白い鉄製の台に印面を挟み込んで作ってあるのだが、これが意外と捺しやすい。

こちらは氏名印。
ベティさんだ。
さっきの住所印と同じ書体で大きさも揃っているので、合わせて使っていたのだろうか。

鉄板に活版印刷の活字みたいなのが貼り付けてあるだけで、随分飾り気のない武骨なスタンプである。

そしてもうひとつは、S。
何に使ったのかなあ、S。

今捺してみても、何の意味もないのであるが、
なぜか絵になる古いスタンプなのである。

2013年03月13日
目玉クリップも MADE IN ENGLAND
文房具の宝石箱シリーズ、続いて6番目は目玉クリップ。

もちろん、MADE IN ENGLANDである。

この洒落た目玉クリップは、以前紹介した“LNER”のと同じタイプ。

円筒状の鋼のバネはなかなか強力なのである。
なにより、デザイン的にも洒落ているじゃないか。

何を挟むのに使われていたのかなあ。

2013年03月12日
クリップが大量に詰まったティン缶
文房具の宝石箱シリーズはまだまだ続く。
5番目はこのティン缶。
元々何が入っていた缶なのかは分からない。

真ん中に貼ってあるラベルには、手書きで“DRAWING PINS CLIPS”とある。

蓋を取ると・・・。
大量のクリップが出てきた。
そう、どこのうちにもありそうなクリップ入れである。

よく見ると、色んなゼムクリップ以外にも虫ピンや安全ピン、割りピンにマイナスネジ、カミソリまで入っている。

1つだけ混ざっていたこれなんか、ちょっと珍しい。
今流行のデザインクリップみたいだ。

何十年も前に、しかも日本の裏側のイギリスで使われていた、そのままのクリップの数々。
このまま机に置いて、使ってやろうかな。
