2015年04月12日
2014年02月02日
命綱を握る男
華やかなスポットライトに照らされて躍動するパフォーマー。
観客の視線は彼女に釘付けである。
息を呑むアクロバット。
客席から洩れる歓声と溜息。
だがしかし、暗闇にうずくまる黒い影に気づく人はほとんどいない。
闇にまぎれて表情までは見えないが、その背中からは緊迫感が確かに伝わってくる。
パフォーマーの命綱。
それを握る男がいる。
激しい動きに合わせて、綱を引いたり送ったりする。
演技を邪魔しないその絶妙な呼吸の妙に思わず息を呑む。
命綱。
まさかの時のために備えるだけではなさそうだ。
地上の彼から空中の彼女までの距離は10メートル近くはあるであろうか。
しかし、彼の支えは間違いなく1本の綱を伝って彼女に届いている。
彼女の自信溢れるパフォーマンスは、彼への絶対的な信頼があるからこそ成り立っているのである。
スポットライトの届かない暗闇で黙々と仕事をする男を、
演技中ずっと見ていたのは自分だけであろうか。

2013年11月03日
大道芸ワールドカップ 感動の演技
今日も、朝から大道芸ワールドカップ。
ワールドカップ部門、オン部門と、世界各国から選ばれたパフォーマーのダイナミックな演技に酔いしれる。

だがしかし、今日は朝一番で見たオフ部門のひとりのパフォーマーにノックアウトされてしまったのである。
オフ部門とは、自主運営での参加が認められている演技者で、時間の管理から観客の整理、BGMの音出しなどもすべて自分でこなす、言ってみればメジャーになるための登竜門的な舞台である。
そのオフに2年連続出場のこの男。
高校受験の子供がいながら、夢を追いかけ40歳で脱サラして大道芸人の道に進んだという。
開始早々から観客を笑いの渦に巻き込み、これぞ大道芸という一体感を作り出す。
科学実験や、バルーンアート、ジャグリングなどと爆笑の演技が進み、いよいよクライマックスへ。

ここから雰囲気が一変する。
アクロバットである。
ダイナミックな飛び込み前転。
所狭しとキレのあるトンボをきる。
BGMは竹原ピストルのカウント10。
まるで自分の人生を確認するかのようにその曲を口ずさみながら、壮絶ともいえる、ある種覚悟を決めたかのような最後の演技。
この男は、大道芸に命を懸けている。
それがひしひしと伝わって来てしまって、たまらなくなってしまうのであった。
この日一日、いくつもの世界レベルのパフォーマンスを見ている間も、この男の演技が始終頭から離れなかったのである。
くす田くす博 というのが彼の名前である。
2013年11月02日
今年もやってきた!大道芸ワールドカップ
毎年秋の楽しみは、大道芸ワールドカップ。
今年もやってきた。
今日は珍しく、ナイトパフォーマンスに出かけた。
緊迫感、迫力、そして笑い。
観客と演者の一体感。
投げ銭タイムでのふれあい・・・。

初出場のパフォーマー。
確かな実力と、懸命さ、そしてナイトパフォーマンスならではの演出に見惚れる。
そして、10年以上見続けてきた実力派パフォーマーの貫禄の演技。
今年も、その業は健在なのであった。
2013年06月13日
生の迫力
濡れた芝の上を駆け抜ける足音。
飛び交う怒号。
肉体と肉体がぶつかり合う鈍い音。
ボールを蹴る破裂音。
プロのスピード、スタミナ、迫力。
スタジアムでは考えられない近さで見るプレーに圧倒される。

そういえば、今年はまだスタジアムで観戦していない。
やっぱり生でなきゃあな。

2013年06月10日
永ちゃん スペシャルライヴ!
今日は、YAZAWA CLUB限定のスペシャルライヴの日。
会員にインターネットで生配信された。
1時間にも満たない短い時間だったが、メンバーでビール回し飲みしながら楽しそうだった。
歌詞忘れてやり直しもご愛嬌。

矢沢永吉63歳。
いい歳のとり方してるなあ。

2012年12月16日
矢沢永吉という男
毎日毎日同じことばっかやってて、
俺、こんなんでいいのかなあなんて考えて。
辛いこと、悲しいことが何度もあったりして、
やってられるかなんて。
人生なんてそんなもんかもしれないね。
でもね、何かひとつでもいいことがあると明日からまたやっていける。
そのために酒がいるんだよな。
明日からまた頑張れる!

2012年09月01日
2012年08月04日
2011年12月18日
2011年11月03日
大道芸ワールドカップIN静岡2011
今年もやって来た大道芸ワールドカップ。

驚嘆。
幻想。
爆笑。
失笑・・・。



これだけのパフォーマンスが一度に見れる幸せ。
本日一番ひっくり返ったパフォーマー。

ダン メネンデス (アメリカ)
富士ゼロックスのCMで、ジャグリングでバウンドさせたボールが鍵盤をたたき音楽を奏でるやつ。
それと同じことを実際に目の前で見せられると、ちょっと信じられないくらい。
CMの曲もやって見せた。
ジャグリングピアノの仕組みは?だが、感動した一芸。
そして、初参加ながら抜群の存在感を放ったパフォーマー集団。

ドルミカーズ (スイス)
ゾンビによるアクロバットショー。
スピーディーでコミカルで、息を呑む。
まだ見てないのもたくさんあるけど、
チャンピオンじゃないかなあ、今年はこれが。

お楽しみは日曜日までだ。
驚嘆。
幻想。
爆笑。
失笑・・・。



これだけのパフォーマンスが一度に見れる幸せ。
本日一番ひっくり返ったパフォーマー。
ダン メネンデス (アメリカ)
富士ゼロックスのCMで、ジャグリングでバウンドさせたボールが鍵盤をたたき音楽を奏でるやつ。
それと同じことを実際に目の前で見せられると、ちょっと信じられないくらい。
CMの曲もやって見せた。
ジャグリングピアノの仕組みは?だが、感動した一芸。
そして、初参加ながら抜群の存在感を放ったパフォーマー集団。
ドルミカーズ (スイス)
ゾンビによるアクロバットショー。
スピーディーでコミカルで、息を呑む。
まだ見てないのもたくさんあるけど、
チャンピオンじゃないかなあ、今年はこれが。
お楽しみは日曜日までだ。
2011年07月31日
森の中の舞台
まだ8月にもなっていないというのに、
森の中に作られた野外劇場の舞台に吹く風は秋の気配すら感じさせる。

木々を闇が包み込むのを待って、ステージは始まった。

ピアノの演奏に合わせるかのように自然の効果音が重なる。
蜩。
葉ずれ。
そして、クライマックスには遠雷まで。
夢の世界。

森の中に作られた野外劇場の舞台に吹く風は秋の気配すら感じさせる。
木々を闇が包み込むのを待って、ステージは始まった。
ピアノの演奏に合わせるかのように自然の効果音が重なる。
蜩。
葉ずれ。
そして、クライマックスには遠雷まで。
夢の世界。
2010年12月19日
61歳 男の生き様
61歳。
男の生き様を見てきた。

忙しいだとか、辛いだとか、わずらわしいだとか・・・。
そんなことは自分の甘えなんだと思い知らされる。
もっと頑張ろうと、決意を新たにするのであった。
男の生き様を見てきた。
忙しいだとか、辛いだとか、わずらわしいだとか・・・。
そんなことは自分の甘えなんだと思い知らされる。
もっと頑張ろうと、決意を新たにするのであった。

2010年09月19日
RERA RERA RU. 2周年記念ライヴ

抜けるような空の下で オイラ唄う
ヴァーボンストリートのブルースをお前のために
オイラいつか お前を見つけて
一緒に唄うのさ ヴァーボンストリートブルース
オールド2匹ブラザ-ズバンド+洗濯板の三人のブルース最高!
まさかRERARERAで高田渡が聴けるとは。
ヴァーボンならぬ、焼酎ブルースが沁みたぜ。
飛び入り参加にしてはこれまた豪華なアコーディオンソロ。
すげえぞ!

2周年おめでとう。
これからもよろしく。
2010年05月30日
おきなわんナイト

結*結2010に行って来た。
地元と沖縄を結ぶ、すばらしいお祭りだった。
下地勇のソウルフルな宮古島口。
よなは徹のロックな三線。
古謝美佐子のウチナーブルース。
そして琉神の迫力の太鼓とエイサー。
最後はカチャーシーまで踊ってしまった。
沖縄の文化を存分に堪能した夜だった。
ただ、何よりも感じたことは・・。
同じ日本にありながら、
半世紀以上たった今も、
何も終わっていない場所があるということ。
まさしく平和ボケを絵に描いたような自分が、
そういう現実を身に染みて感じる貴重な機会だったと思う。
2010年05月13日
結*結を楽しみに

月末に沖縄のお祭りがあるので、
出演者の一人である、古謝美佐子のアルバムを借りてきた。
憂いと迫力が同居する歌声は、
何度繰り返して聴いても心打たれる。

昔から、沖縄の歌を聴くと、どこか悲しみを感じてしまうところがある。
その独特の節回しと三味線の音色が、沖縄の歴史を思い起こさせるのかもしれない。
今回のお祭りでは、いろんな問題に負けない沖縄の元気を感じてこようと思う。
2009年12月02日
いつの日か
昨日は地元での永ちゃんのライブがあった。
文化会館みたいな小さい箱は、ドームや武道館にはない距離感が魅力だ。
マイクを握る手の筋肉の動き、
飛び散るつばと汗、
心臓の鼓動さえ聞こえてくるようだ。
それを手の届きそうな間近で見ることが出来る。
いつの日か
もう一度 逢おう
何も変わらぬ
二人のままで
いつ いつの日か
もう一度 逢おう
夢を見ていた
この場所で
もう一度 逢おう
何も変わらぬ
二人のままで
いつ いつの日か
もう一度 逢おう
夢を見ていた
この場所で
2009年11月03日
大道芸ワールドカップ2009 閉幕

昨年の怪我による欠場から一年、
復活のプリンセスエレインが今年のチャンピオン。
若干17才ながら、堂々の演技にびっくり。
体の柔軟さ、手首の強さ、演技の優雅さ、
そして何よりその美しさは群を抜く。
来年はその足で何をやってくれるんだろうか?
でも、やっぱり大道芸。
どんな一流のパフォーマーたちも、自らステージの準備をする。
最高に笑った ル テニスも、
昔から応援している サブリミットのお二人も。

サブリミットの新ユニット、ジャパニーズサーカスシアターうんぷてんぷ。
これ、最高。
また来年も来てね!
2009年11月01日
パフォグラス

パフォグラスといったら大道芸。
大道芸といったらパフォグラス。
年々人気の高まる大道芸ワールドカップを楽しむために、
なくてはならないアイテムのひとつだ。
いわゆる潜望鏡。
両目で覗けるワイドサイズの鏡が使われ、
伸ばせば約45cmの高さからの視点が得られる優れもの。
昨今では、軽量化の進む脚立にその地位をすっかり奪われてはいるが、
我が家のパフォグラスは、修繕を重ねながらも、いまだ現役である。


タグ :パフォグラス大道芸ワールドカップ