2012年08月31日
weekend booksがトラベラーズファクトリーに出張!!
明日から9月。
読書の秋である。
そんな中、とんでもないニュースが飛び込んできた!
何と、トラベラーズファクトリーにweekend booksの出張コーナーが登場するというのである!!
http://www.travelers-factory.com/event-news/weekendbooks/
あのファクトリーの空間に、weekend booksは似合い過ぎること請け合いなのである。
正に夢のコラボなのである。

テーマは「心の旅」。
ああ、明日の今頃は僕は汽車の中・・・みたいな。
うん、いいじゃないか。
どんな本が並ぶのかなあ。
大勢の旅人が集まるんだろうなあ。
今から楽しみでたまらない。
すごいぞ、weekend books!

2012年08月30日
雰囲気を売る古道具屋
訪れる度に、その雰囲気に酔ってしまう。
その佇まいは、古道具屋というよりギャラリーといった感じ。
鎌倉の喧騒を少し外れた場所にある『FIVE FROM THE GROUND』。
そのFIVEが、オンラインで時々開催するガレージセール。
店の雰囲気そのままの古道具を、自宅に居ながらにしてしかも格安で手に入れるチャンスである。
昨日までの3日間で紹介した渋い古道具は、実はそこで譲っていただいたモノたちなのである。
古道具の魅力とは・・・。
錆びて、ひび割れて、削られて。
それでも武骨にどっしりと在る。
生まれたての美しさは失われてしまったけれど、
年を経たものだけが持つ別の美しさを
我知らず身にまとい、ただ静かに在る。
たくさんの傷はきっと、生きてきた時間の証し-
あなたみたいな人がいたら、
きっと、素敵な人だと思う。
朝日新聞出版 絶対、古道具主義 前書きより

2012年08月29日
武骨な南京錠
武骨である。
そう古いものではなさそうだが、只只武骨である。

鍵穴のカバーには何やら模様が刻印されているものの、
それ以外に、製造元などが分かるような記載は一切ない。

開閉はスムーズである。
鍵穴のカバーも小気味よく動く。

頑固な鉄のドアかなんかに使いたくなる逸品である。

2012年08月28日
渋すぎるフランスの計量カップ
随分古い計量カップである。
厚みがたっぷりあり、ずっしり重い。

取って付けたかのような不細工な注ぎ口が超かっこいい。

武骨な溶接の跡まで、アートなのである。

DEMI DECILITREの刻印。
DEMIはフランス語で半分という意味。
100mlの半分で、50mlだ。

こんなに渋い計量カップを日常で使っていたなんて何て素敵。

2012年08月27日
古いブリキ缶の中には珈琲豆
古いブリキの缶。

全体に錆が浮き出し、潰れている部分もある。
灼けた紙の帯には、社名らしき印刷が見て取れる。

そして、中からコーヒーの生豆が出てきた。
一体、何年前からこの中にあったのか。
これを煎って飲んだらどんな味がするのかなあ。
雰囲気。
存在感。
こんなものに、すごく惹かれる。

2012年08月26日
2012年08月25日
2012年08月24日
ゼブラからほっこり和柄の筆サイン
処暑を過ぎると、街の文具店には早くも来年のダイヤリーやら年賀用品やら何やらが並び始める。
いよいよ年末商戦といった様相を呈してくるのである。
そんな中、定番アイテムの筆ペンは種類も多岐にわたる。
しかし、なぜかお堅いイメージの代表なのも筆ペンなのである。
軸色も大抵は黒や茶色に決まっている。
そんな常識を破るのが、ゼブラの新製品「筆サイン 限定ほっこり和柄」である。

ゼブラ筆サインは、サインペン感覚で書ける筆ペン。
気軽に使える筆ペンとして人気だが、それに和柄を限定で発売する。


「筆ペンなんて使わないというよ~」というナウなヤングにもうけそうなかわいい逸品。
たまには手書きで年賀状もいいのではないか、キミ!

2012年08月23日
2012年08月22日
改行なし
吉田篤弘の『木挽町月光夜話』というエッセイ集の中に『改行なし』というのがあって、読んでみると本当に改行がない。ジャック・ケルアックの『路上』がテーマになって書かれているようだが、実は我が書斎の本棚にも『路上』があって、読まれるのを今か今かといつまでも待っている。読んで楽しいのが本なのであるが、背表紙を眺めながら「いつか読んであげるからね」と語りかけるのも楽しいのである。「いつか読んであげるからね」と語りかけられる本が徐々に増えつつあり、さながら病院で順番を待つ患者のようでもある。「いつか診てあげるからね」と言われて、2時間以上待たされたのは実に今日の出来事であった。挙句に他の病院に行けと言われても返す言葉がないのである。病院などめったに行ったことがないので、こんなもんなんだろうなあと納得するしかないのである。幸いなことにこんなブログを書いているので、「ちょっと聞いてよ」みたいなノリで愚痴ってみた。ちょっとすっきりした。ブログを書くときは大抵バーボンを遣りながらなのであるが(もちろん今も)、それだけに後から読み返して「あんなこと書いちゃって」などと後悔する事もしばしばなのである。今書いているこれも、できれば後から読み返したくもない駄文なんだろうと書きながら知っているのである。ケルアックの路上は、紙をテープで留めて作った120フィートの長尺用紙をタイプライターに差し、全く改行せずに125000文字を打ち込んだという。「床にどんどん伸びていく原稿は、まるでロードみたいだった」らしい。いっぺんそんな記事をブログに書いてやろうかとも思ったが、そんなもの誰も読まないだろうからまあやめようと思う。などと言いながらついつい思うままに書いていたら、文字の羅列が黒々とした四角い塊のようになってきた。「これは読みにくいだろうなあ。一体何人の人がここまで読んでくれるのかなあ」などと考えながらも、面白半分でここまで書いてきた。そろそろやめようかなあ。悪ふざけも度を越すと洒落にならないしなあ。洒落にならないといえば・・・。あ、もうやめよう。『路上』そろそろ読んでみようかな。

2012年08月21日
N Drive 創刊号
トラベラーズノートとのコラボでも紹介した『N Drive 』。
NEXCO中日本から、管内SAなどで無料配布されている。

創刊号は、『静岡のていねいを探す旅 静岡いろは』というタイトルがついている。
静岡で探したさまざまな「ていねい」を、「いろは」順に並べて紹介するという企画である。


例えば、「に」なら。
にんじょう【人情】 てまひま惜しまない手作りの味 周智郡森町
義理人情の人「森の石松」のゆかりの地、森町。畑の隣にぽつりと建っている、白い扉が可愛い小さなお店がある。手作りのお惣菜とお弁当を販売する「野の花」は、静かな住宅街なのに開店と同時に人が絶えることがないほどの人気ぶり。・・・
といった具合である。
一風変わった視点からの静岡ガイドブックになっている。

巻末にはトラベラーズノートとのコラボの紹介記事も。

そして、静岡の旅に便利なSHIZUOKA WHITE MAP。
これはトラベラーズらしいグッドアイデア!


といった具合で、実に充実した内容なのである。
静岡の旅のお供に是非手にして欲しい。
詳しくは、NEXCO中日本のサイトのN Driveのページから。
ここでは、N Driveの配布場所や、専用リフィルのダウンロード、それにN Driveの全頁がダウンロードして見られるようにもなっている。
実物が入手し辛い場合でも、ここで閲覧が可能である。
トラベラーズノートのリフィルの仲間として、是非。

2012年08月20日
おいしいお茶の淹れ方
茶農家を営む従兄から、おいしいお茶の淹れ方を教わった。
正にお茶博士たるウンチクは大変興味深い。
おみやげに、今年の最高の茶葉まで戴いてしまった。

帰って早速試してみることに。
見事な茶葉。

そこに、お湯ではなく、ひたひたくらいの水を注ぐ。

これで、約1分。
ほんの一口分の一煎目。
色鮮やかな緑色ではない。
そのかわり、さわやかな香りと、キレのある渋味。
これぞ新茶の醍醐味なのである。

すかさず二煎目。
今度は水を入れたらすぐ出す。
一煎目よりもやや渋みが強くなる。
これも旨い。
小さな氷を入れて冷やしていただく。

茶の成分の中でも、甘み成分は低温でも出るのに対して、苦味成分のカフェインは高温でないと出ないという。
だから、水で出したお茶は甘みの強い旨いものになるんだそうだ。
三煎目を出す頃には茶葉は開いて、鮮やかな緑色になっている。
たまにはこんな優雅なお茶の飲み方もいいものだ。

さらに時間に余裕がある場合。
茶葉を入れたポットに、水ではなく、氷のみを入れる。
これを冷蔵庫で数時間、自然に氷が溶けるのを待つ。

およそ10時間後。
半分くらいの氷が溶けて、お茶が抽出されている。

よく冷えていて、それでいて香り高くコクのある風味。
これも旨~い!!

2012年08月19日
スペインの地球儀型鉛筆削り
久々のフリーマーケットで一目惚れ。
落ち着いた風合いの、ミニチュア地球儀。
小さいながらも意外とずっしりくるダイキャスト製品。
クルクル回る地球部分はブリキ製だ。

これがよく見ると、生意気にもMADE IN SPAINとなっている。

よって、文字だって英語じゃなくスペイン語なのである。

で、この地球儀。
ただの飾りじゃなく、鉛筆削りなのである。
西洋には、随分洒落た鉛筆削りがあったものだ。

これまた本日収穫の革トランクと一緒に、ご機嫌のショット。
旅を感じさせる、いい文房具である。

2012年08月18日
鳥仙ティラミス
甘いものは苦手である。
だから、恐らくこのブログで最初で最後の甘いもののはなし。
人気ケーキ店キャトルエピスが、鳥仙珈琲と組んでアイスクリームを出したというのである。
アイスクリームである。
その名も『鳥仙ティラミス』。

ティラミスはよく知らないが、甘いケーキだと思う。
その中に、鳥仙珈琲が入っているというのだ。

鳥仙珈琲ファンとしては、アイスだろうがケーキだろうが、どんなに甘かろうが
試してみないわけにはいかないのである。
ガリガリ君以外のアイスクリームなんて、一体何年ぶりだろう。記憶が無い。


やっぱ甘い。
もうよそうかと思ったころ、鳥仙珈琲が出てきた。

確かにコーヒーである。
今まで大変甘かった分、その苦さにホッとする。
うん、旨い。
でも、やっぱこっちかな。

2012年08月17日
トラベラーズノート スターターキット HIGHWAY EDITION
先日紹介した、TRAVELER'S notebook×NEXCO中日本コラボ企画で入手した
「トラベラーズノート スターターキット HIGHWAY EDITION。

中身は、レギュラーサイズのトラベラーズノート(茶)と連結バンド、そしてオリジナルコラボステッカー。
これだけあれば、とりあえずカスタマイズが始められるというスターターキットが、
オリジナルデザインボックスに詰まっている。

トラベラーズノートには、NEXCO中日本の限定ロゴが刻印されている。
こういったオリジナルの刻印がされた例は、5周年キャメル以外に記憶に無いが、今まであっただろうか。

ステッカーは、ハイウェイを走る乗り物をモチーフにしたものが8枚セットされている。
どれも、旅を連想させる素敵なデザインである。

トラベラーズノートを初めて購入する人にはもちろん、複数冊持っていても、
「これは欲しい!」と思ってしまう魅力的なパッケージになっている。
そして、無料配布されるNEXCO中日本の『N Drive 静岡いろは』 を、同梱の連結バンドでトラベラーズノートに挟み込めば、静岡の旅を満喫できること請け合いである。

それにしても、久しぶりに新品のトラベラーズノートに触ったが、
やけに初々しくて不思議な感じがした。

2012年08月16日
チャリンコ一人旅 in summer
知らない路地を曲がったら、それが旅の始まり。
ということで、愛車『ワンタッチピクニカ』にまたがり、チャリンコ一人旅に出掛けた。
とにかく通ったことのない道、車が入れない路地、一方通行の逆走をテーマに、走り続けた。

快調に飛ばし、約1時間で目的地の霊山寺のふもとに到着。

ここからはチャリンコを置いて、本堂まで約15分の山登りである。
この頃から日差しが強くなり始め、汗が噴出す。

仁王門が見えてきた。
500年ほど前の永正13年建立で、国の重要文化財である。
仁王さんの迫力に見入ってしまう。

ここまで来れば、そのすぐ上が本堂だ。
ようやく到着。

本堂前からは、遠く海まで見渡すことが出来た。

そうだ、このまま海まで行ってみようか。
山を下りたら再び愛車にまたがり、針路を南へ。
日差しはきついが、風を切る感覚が気持ちいい。
次郎長の生家を過ぎる頃には、潮の香りがしてきた。
そして、ついに海にたどり着く。

かつては造船で活気溢れた街。
国鉄の線路跡は、歩道と自転車道に作り変えられ、
格好のサイクリングコースになっている。
記憶が正しければ、そこからやや外れたところにあったはず。
やっぱりあった!
塚間の渡し。
渡し舟、つまり水上バスである。
これに乗って、帰りはショートカット。
束の間だが、快適な海の旅になった。

あとは一路家路に向かう。
が、わずか12.5インチのミニタイヤのワンタッチピクニカは長旅にはきつい。
後半はかなりバテバテ。
案の定、途中でガス欠に。
しばし給油するのであった。

総距離およそ35km。時間にして約5時間半の無謀な旅であった。
2012年08月15日
飛騨の旅より帰って
飛騨は、山の中である。
日常から逃れてひと時を過ごす旅であった。
高山の朝市には、観光客に囲まれて一生懸命七味唐辛子を売るおばあちゃんがいた。
「山椒好きだから多めににして」と言うと、たっぷりの緑色の山椒の粉と、実をその場ですり潰して入れてくれた。
古川の街には、400年の時を経ても変わらない瀬戸川が流れていた。
その川沿いに立ち並ぶ白壁の土蔵や、昔のままの商家を大切に護り続けている人々が生活していた。

白川郷は、不思議な街だった。
合掌造りの家々が昔の姿のままそこに在り続け、現在の生活が営まれている。
洗濯物が干され、宅配便や郵便が届き、犬が吠える。

日常から逃れる旅だったはずが、どこにもやはり日常が在るのであった。
しかしそれは、どれもやけに心を刺激するのであった。
それが旅なんだなあ。
旅といえば、トラベラーズノートのポストカードキャンペーンの締切りが近い。
今年の賞品の、トラベラーズスタンプの画像も発表になっている。
今回の旅で、もう一通。
