2012年07月30日
ポケットゲーム リトルリーグ
ロンドンオリンピックで寝不足が続く中、野球とソフトボールが競技にないのがつまらない。
そんな夜、柔道の準決勝の前の空き時間にはこれ。

昔懐かしいポケットゲーム、リトルリーグ。
パチンコ式の野球盤である。

玉をはじくと、アウト、ヒット、ホームラン、あるいはファールのどこかの穴に入る。
その玉で、アウトカウントや、得点、累上のランナーがわかる仕組みになっている。
なかなかよく出来ていて面白い。


たまには童心に帰って夢中になっちゃうのでである。

2012年07月30日
イギリスの古い棚受けで棚を吊る
ヴィクトリア調のデザインが洒落ている、イギリスの古い棚受け。
所々剥げかけたペンキと、アイアンの質感がいい感じ。
antique shop menuにて。

古い板を合わせる。

ネジで固定。

壁に取り付ける。
いいシルエットである。

珈琲の道具など並べてみる。

2012年07月29日
トラベラーズノートパスポートサイズ用の腰袋を革で作る
先日仕入れた革を使って、腰袋を作った。

マチをつけ、縁も折り返して手縫い。
アクセントにかしめを打ち込む。



仕事用のトラベラーズノートパスポートサイズ専用である。
あまり自己主張しすぎず、ノートの出し入れもしやすいようにあえてハーフサイズに。

携帯電話のホルダーにくくりつけて、いい具合。

2012年07月28日
2012年07月27日
パピエマシェのペンケース
随分古い黒いケース。

蓋を開くと、どうやらペンケースのようだ。

内側には、赤インクのものらしき沁みも見られる。

ケースの素材は、木とも金属とも、もちろんプラスチックとも違う風合い。
漆黒の深い輝きは、いまだかつて見たことのないものがある。
実はこれ、18世紀から20世紀初頭までフランスで作られていた、パピエマシェという素材。
紙を圧縮して固めたものという。

100年は経っているというこのケースも当時のフランスのものである。
ボディに歪みも無く、使われている金具もさびは出ているものの立派に機能する。

内側に貼られたラベルには、何かを消した跡。
一体何が書かれていたのだろうか。

フランスアンティークのペンシルホルダーなんか入れてみる。
ここだけ、1世紀タイムスリップだ。

2012年07月26日
答一発!カシオミニ 発売40周年
以前もここで紹介した、個人向け電卓の先駆けである『カシオミニ』。
この8月3日で、発売40周年を迎えるという。

それを記念して、カシオミニのミニチュア復刻版が400名にプレゼントされるらしい。
これは欲しい!
詳しくは、間もなくカシオ計算機のサイトで発表される模様。
(7月26日現在まだ未発表)

これだけパソコンが普及してはいても、公私共に相変わらず欠かせない電卓。
今後も身近な存在であり続けていて欲しいものである。

2012年07月25日
真夏のストーブ
まもなく8月の声を聞こうというのに、
今も書斎の隅に蹲っているアラジンストーブ。
仕舞うきっかけを失って、部屋の景色に溶け込んでいる。
恐らく冬が来るまでこのままだろう。
こんなのもいい。

2012年07月23日
トンボ鉛筆からMONOsmart新登場
トンボのMONO消しゴムに、新製品。
MONOsmart。

文字通り、薄さ5.5mmのスマートタイプである。
ノートのA/B罫用にぴったりのサイズということらしい。
それだけに、特殊配合により腰の強いハードタイプになっている。

なるほど。

トラベラーズノートに挟んでもジャストサイズ。

2012年07月22日
パーカー JOTTERのギフトボックス
PARKER JOTTER のボールペンとシャープペンのギフトボックス。

1996年のデッドストックである。
日本語表記が一切無く、バーコードもアメリカ・カナダで使用されるUPCコード。
日本向けではない直輸入品だったのか?

JOTTERのボールペンとシャープペンは、現在国内では1本1000円。
決して高級品ではないが、PARKERらしい風格は漂っている。

天冠にはロゴマークも。

もらったら絶対嬉しい、そんなギフトボックスである。

2012年07月21日
渋い革の鉛筆キャップ
昨日紹介した革の中でも、一際個性的なやつ。
赤く染め抜いた革に、格子模様のエンボスが捺してある。


これを少し切って、チョコチョコっと手縫いして・・・。
ほんの30分で完成。

鉛筆キャップである。

なかなかこれでいい雰囲気なのである。

2012年07月20日
革!革!革!
注文してあった革が届いた。
2kgのおまかせアソート。

結構大きなサイズが5枚と、小さなハギレが数枚。
色も柄もバラエティに富んで面白い。
自分では決して選ばないものもあって、これはこれで楽しい。

さて、何を作ってやろうか。

2012年07月19日
古いレターボックス
ブリキに厚くペンキが塗ってある。
そのペンキも随分剥げて雰囲気が出てきたレターボックス。

イギリスから来たものだが、LETTRESの綴りからフランス製と思われる。
蓋を開けて手紙を入れるところや、手紙の有無が覗ける格子穴や、名前が挟める
インデックスも細かく出来ている。

そして、鍵がひとつついていて、これが無ければ中の手紙は取り出せない。
個人情報にも配慮がなされているのである。

おっ、早速手紙が届いたようだ。

旅の終着駅である。

2012年07月18日
ポンドヨットに魅せられて
一目惚れである。

以前、antique shop menuのブログに紹介されたポンドヨット。
イギリスはBIRKENHEADのSTAR YACHT社製の池遊びヨットである。


元々本物のヨットを作っていたメーカーの製品だけあって、細部にわたって精巧な作りで驚かされる。
メインセールとジブセール共に、風向きに合わせて角度を変えられる。

マストは倒すことが出来る。

センターボードはちゃんと金属製でずっしり重く、船体を安定させる。

何より、いくら眺めていても飽きないそのフォルムがいい。
セールの妬けた感じや、緑色のペンキが塗られた船体のスマートなスタイル。
スティのリアルな雰囲気など。
どれをとっても思わず見入ってしまう。

池に浮かべてみた。
どっしりと浮かび、風が吹くとすっと進む。
童心に戻る時間。

2012年07月17日
古い木のカードボックスには旅心が詰まっていた
今回のmenuで、まず惹かれたのがこの古い木の箱。
イギリスで見つけたものという。

金具の雰囲気や、人の手に触れられたことによる木の艶がいい。


中を開けると、インデックスカードで仕切られているカードボックスになっている。
AからZまでの見出しが、赤いボールペンで手書きされている。

元々は、1月から12月、1日から31日までの日割りになっていたものの裏を利用している。

実はこれと同じカードボックスがもうひとつ置いてあって、そちらは全く未使用のデッドストックだった。
それでも、迷わずこちらを選んだ理由がある。
それが、これ。

AからZの仕切りには、数十枚のカードが挟まっているのである。
そのほとんどがホテルのカード。
イギリス国内のみならず、パリ、ローマ、メキシコ、ギリシャなど世界各国のものも混じっている。

裏に地図が描かれているものも。
これがまた、旅心をそそられる。

そして、実際に宿泊した領収証まで見つけることが出来た。

よほど旅好きな人が、旅の記録を残したものなのだろうか?
ただ、それにしてはどうしても不自然に感じたことがいくつかある。
まず、カードのほとんどがホテルの宣伝というよりも、支配人と思われる個人名が前面に出ている名刺のようなものが多いこと。
中には、わざわざ人名が手書きされているものも。
また、印刷された番地などを几帳面に手書きで訂正されているものもある。
そういえば、全体に手書きのメモ書きがされたものが多い。
個人の記録にしてはあまりにもビジネスチックなのである。
で、この名刺がそれらの疑問を解消した。

これと同じ名刺が複数枚あったのだ。
これらだけ他のカードと違い、やたらメモがたくさん書きなぐってあったり、
斜線を入れてあったり、極端に汚れていたりと、他人から預かった名刺の扱いではないのである。
要するに、自分の名刺をメモ代わりにしているという感じなのである。
そして、社名の『Thomas Cook Ltd.』。
調べて納得。
Thomas Cookは世界初の近代的旅行代理店。
つまり、旅行会社が営業目的で集めたカードと思えば合点がいくのである。
いずれにしても、夢が一杯詰まったカードケース。
こういう人の生活というか、息吹みたいなものが感じられるものが大好きなのである。
何時間でも眺めていられる最高の逸品となった。
ああ、旅に出たいなあ。

2012年07月16日
海の日、湘南へ
海の日。
西湘バイパスを東へ向かって走る。

目的地は平塚。
UKへの買い付けの旅から帰って間もないantique shop menuへ。
地球の裏側からはるばるやってきたモノたちに囲まれて、
時間を忘れて、夢のようなひと時を過ごしてきた。
色んな出会いの中から今日はひとつだけ紹介。
古いフォトフレーム。

小さいながらも、がっしりとした木のフレームのフォルムが美しい逸品。
分厚いガラスもいい感じ。

しかしこのフォトフレーム、何より裏側が渋い。

真鍮のバネをはずすと、上下が独立して開閉する仕組み。
中央の蝶番がいい味を出している。


そして、MADE IN ENGLANDのスタンプ。

子供と犬のツーショットも可愛いが、
お気に入りの写真が入らないのがちょっと寂しい。

2012年07月15日
ローリングストーン8月号
Rolling Stonreの最新号。

人生の先輩、敬愛する二人の記事。
矢沢永吉。


SION。


「自分のケツ、拭けてるか?」
「人に言えるほど、俺は何かをしたんか?
俺も恥を知らなきゃいけないね」


2012年07月14日
真鍮製の古いハンガー 何を掛ける?
蚤の市で、shop363が隣の店の商品で遊んでいた。
「これ、面白いよ」と言うので、店の人にちゃんと説明してもらった。
箱に入った真鍮製の古い道具。

真鍮の鈍い輝きが魅力的。


実際に使うには、よじれたバーを捻って戻し、中の芯を引っ張り上げる。

こんなハンガーになるというわけだ。

店主の説明だと、コップを吊るすものだというのだが・・・。
どうもしっくり来ない。
ほんとにコップ用なのかなあ?

何はともあれ、真鍮の古道具はやっぱいいなあ。

2012年07月12日
ニチバン直線美とマスキングテープ
ニチバンの人気商品、テープカッター『直線美』。
最近では、通常の大巻サイズ以外にも小巻用やハンドカッターも出ていて用途も幅広くなった。

特徴は、凸凹の少ない特殊な刃を使うことで、テープの切り口が真っ直ぐになる。

さて、これでマスキングテープを切ったらどうだろう。
小巻用は、18mm幅までなので24mmなどの幅広のものには使えない。
さらにプーリーの径も25mm用なので、30mm径のマスキングテープにはブカブカなのだが、
まあ何とか使ってみた。

左から、手切りの場合、従来のテープカッターの場合、そして直線美の場合のそれぞれの切り口である。
従来のテープカッターは明らかにギザギザだが、直線美は限りなく直線に近い。
ただ、マスキングテープはセロテープに比べて、かなり腰の強い材質のため、結構切り辛かった。
そのせいか、切り口も完全にまっすぐでなく、ややギザギザ感が残る感じ。
それがかえっていい感じに見える。

というわけで、意外と使えるんじゃないかという結論にしておこう。

2012年07月11日
これはすごい エヌティーの革たち
今まで革は、はさみやカッターで切っていた。
そんな中、すごい道具を手に入れた。
エヌティーの革たち KT-2000GP。

革の裁断やすきに適した直刃と、曲線切りに適した斜刃がセットされている。


何がすごいって、その切れ味。
カッターでは中々下まで通らなかった刃が、軽く引いただけでスパッと切れる。
ちょっと怖いくらいである。


断面も鮮やかである。

徐々に道具も揃ってきて、創作意欲も湧いてくるというものである。

2012年07月10日
古い革巻きの巻尺
革巻きの巻尺。

永年使われたことにより生み出された艶。

巻上げの金具には『実用新案」の刻印がある。

目盛りが、スチール製のベルトに刻まれているのも渋い。
片面がセンチ。片面は尺になっている。

33尺。10m。
結構ずっしりと重い。

メーカーの記載はかろうじて『TAMAYA CO.』と読める。
東京の会社のようだ。

こういう、正統派古道具がたまらない。
まして、経年変化が顕著に顕れる革製品は尚更なのである。
したがって、今手元にある道具たちも永く大切に使って行きたいものである。
