2010年10月31日
ドイツから来た古いデスクライト
ついつい長居をしてしまう。
気がつけば、その怪しい雰囲気が闇に浮かび上がる時間になっていた。

あたりが暗くなると、怪しさとともにその魅力もまた増すような気がする。
size…antique。

そして今日は、先週頼んでおいたお宝を譲り受けることができたのである。
開店早々やって来たお客さんが、SOLDOUTの札にがっかりして帰ったという。
そう、なかなかお目にかかれないくらいの渋い逸品なのである。

ドイツから来た古いデスクライト。
ツヤを抑えたシックな黒のボディ。
シンプルなフォルム。
実に美しい。
その場でコンセントを国内向けに交換してもらい、点灯!
ドイツのいにしえの灯りが蘇った瞬間だ。

無事点灯式を済ませ、書斎に連れて帰った。
早速デスクに置いて灯りをつけてみる。

うん、やはりいい。
渋い、渋すぎる。


今宵は、これとブルースで何杯も飲める。
気がつけば、その怪しい雰囲気が闇に浮かび上がる時間になっていた。
あたりが暗くなると、怪しさとともにその魅力もまた増すような気がする。
size…antique。
そして今日は、先週頼んでおいたお宝を譲り受けることができたのである。
開店早々やって来たお客さんが、SOLDOUTの札にがっかりして帰ったという。
そう、なかなかお目にかかれないくらいの渋い逸品なのである。
ドイツから来た古いデスクライト。
ツヤを抑えたシックな黒のボディ。
シンプルなフォルム。
実に美しい。
その場でコンセントを国内向けに交換してもらい、点灯!
ドイツのいにしえの灯りが蘇った瞬間だ。

無事点灯式を済ませ、書斎に連れて帰った。
早速デスクに置いて灯りをつけてみる。

うん、やはりいい。
渋い、渋すぎる。


今宵は、これとブルースで何杯も飲める。
2010年10月30日
今度は日本製のデスクカレンダー
以前デスクカレンダーが欲しくて、
ネットで探したりいつものショップに聞いたりしたことがあった。
それでも気に入ったものは見付けられなかった。
それが、ここのところ続けて出会う。
不思議なものだ。

今回のこれは、古い日本製。
全て英語表記だが、裏に“JAPAN”の刻印がある。

錆び具合も丁度いい感じ。

回転させて日付を替えるお馴染みのタイプだ。

月と曜日は、両サイドのつまみで替える。
面白いのは、月が替わるとき。
31日から1日の間に3つのメッセージが用意されているのである。

「手前に回してね」
「月を替えるのも忘れちゃいや」
「あせっちゃ、ダ・メ・ヨ」
てな、感じだろうか。
早く来月にならないかとワクワクしてしまう。
色んな偶然でここに集まった世界各国のデスクカレンダー。

どれも武骨だが、年月を背負っていい表情だ。
ネットで探したりいつものショップに聞いたりしたことがあった。
それでも気に入ったものは見付けられなかった。
それが、ここのところ続けて出会う。
不思議なものだ。

今回のこれは、古い日本製。
全て英語表記だが、裏に“JAPAN”の刻印がある。

錆び具合も丁度いい感じ。

回転させて日付を替えるお馴染みのタイプだ。

月と曜日は、両サイドのつまみで替える。
面白いのは、月が替わるとき。
31日から1日の間に3つのメッセージが用意されているのである。

「手前に回してね」
「月を替えるのも忘れちゃいや」
「あせっちゃ、ダ・メ・ヨ」
てな、感じだろうか。
早く来月にならないかとワクワクしてしまう。
色んな偶然でここに集まった世界各国のデスクカレンダー。

どれも武骨だが、年月を背負っていい表情だ。
2010年10月29日
イギリスの折りたたみ式定規
昔から日本の職人技は目を見張るものがあると思うのだが、
西洋人のそれも侮れない。

MADE IN ENGLAND RABONE社製の折りたたみ式定規。
狂いの少ないBOXWOOD(ツゲの木)を真鍮でつないである。
細かいところまで実に丁寧に作ってあり、
木と金属のつなぎ目にも段差はほとんど感じられない。

真鍮の蝶番にまで目盛りがふってあるきめ細かさ。
cmでなくインチ刻み。

なるべく金具が表面に出ないような工夫された作りも、
見た目だけでなく実用性も重視している。

数字や文字のデザインも洒落てるじゃないか。
折りたたみは2段階。


これを両方開くことにより、15cmほどの定規が60cm以上(24inch)まで伸びるのだ。

こんな重厚な高級定規を、一体どんな人たちがどんなものを測るために使っていたんだろうか。
西洋人のそれも侮れない。

MADE IN ENGLAND RABONE社製の折りたたみ式定規。
狂いの少ないBOXWOOD(ツゲの木)を真鍮でつないである。
細かいところまで実に丁寧に作ってあり、
木と金属のつなぎ目にも段差はほとんど感じられない。

真鍮の蝶番にまで目盛りがふってあるきめ細かさ。
cmでなくインチ刻み。

なるべく金具が表面に出ないような工夫された作りも、
見た目だけでなく実用性も重視している。

数字や文字のデザインも洒落てるじゃないか。
折りたたみは2段階。


これを両方開くことにより、15cmほどの定規が60cm以上(24inch)まで伸びるのだ。

こんな重厚な高級定規を、一体どんな人たちがどんなものを測るために使っていたんだろうか。

2010年10月28日
ミクロの世界を覗く繰出し式鉛筆
RERARERAに行ったら、奥から嬉しそうに何か出してきた。


一見、何の変哲もない古い繰出し式のシャープペンシルである。
「ほらほら」と、風邪っぴきのくせにさらに嬉しそうだ。
よく見ると、軸の部分に穴が開いていて、
バネ仕掛けでその穴を押し広げられるようになっている。

さらに、天冠の部分に覗き穴のようなものが。

軸の中には、こんなものが隠されてもいるのだ。

ここでもう気づいたと思うが、
これ、なんと顕微鏡なのである。
シャープペンに顕微鏡を合体させるという、なんとも大胆な発想だ。
中から出てきた2枚のガラスは、プレパラート。
間に何か対象物を挟んで、軸の穴に差し込む。

光にかざして覗き込めば拡大された画像が見れるという優れものなのだ。
では、早速ということで・・・。

たまねぎの皮を挟んでみた。
小学校の頃見たような記憶があるが、どんなふうに見えるかな?

おおっ、すげえ!


一見、何の変哲もない古い繰出し式のシャープペンシルである。
「ほらほら」と、風邪っぴきのくせにさらに嬉しそうだ。
よく見ると、軸の部分に穴が開いていて、
バネ仕掛けでその穴を押し広げられるようになっている。

さらに、天冠の部分に覗き穴のようなものが。

軸の中には、こんなものが隠されてもいるのだ。

ここでもう気づいたと思うが、
これ、なんと顕微鏡なのである。
シャープペンに顕微鏡を合体させるという、なんとも大胆な発想だ。
中から出てきた2枚のガラスは、プレパラート。
間に何か対象物を挟んで、軸の穴に差し込む。

光にかざして覗き込めば拡大された画像が見れるという優れものなのだ。
では、早速ということで・・・。

たまねぎの皮を挟んでみた。
小学校の頃見たような記憶があるが、どんなふうに見えるかな?

おおっ、すげえ!
2010年10月27日
坂本竜馬とナポレオン
土佐の高知を旅したのは20年ほど前のこと。
土佐湾の荒波を背にし、桂浜の竜馬像を仰ぎ見て感動したものだった。
旅の想い出にと買ったのは、もちろんこれ。


中身はすぐなくなったが、なぜか入れ物は大切に取ってある。

言わずと知れた、ナポレオンのコニャックのパクリだ。

ナポレオンの没後30年ほどで日本は幕末の時代を迎える。
幕末の志士たちの多くは、少なからずナポレオンの影響を受けたであろうし、
竜馬も例外ではなかったと想像できる。
そんな意味もあってのパクリなのだろうか?

眩しいツーショットである。
土佐湾の荒波を背にし、桂浜の竜馬像を仰ぎ見て感動したものだった。
旅の想い出にと買ったのは、もちろんこれ。


中身はすぐなくなったが、なぜか入れ物は大切に取ってある。

言わずと知れた、ナポレオンのコニャックのパクリだ。

ナポレオンの没後30年ほどで日本は幕末の時代を迎える。
幕末の志士たちの多くは、少なからずナポレオンの影響を受けたであろうし、
竜馬も例外ではなかったと想像できる。
そんな意味もあってのパクリなのだろうか?

眩しいツーショットである。
2010年10月26日
トラベラーズノートの世界観
トラベラーズノートの世界観。
いつしかそこに引き込まれ、
トラベラーズノートにふさわしい空間をと狭いながらも書斎を作り、
そこでこのブログを始め、
色んな人と繋がりが出来、
そこから古道具や古本の魅力に気づかされ、
今こうしてここにいる。
そもそもの始まりは、トラベラーズノートだったんだ。
その世界観が自分には合っていたんだと思う。
この感じに、魅力を感じずにはいられないのだ。

身の回りにあるものでちょっと遊んでみた。


永く、ゆっくり付き合って行きたいものだ。
いつしかそこに引き込まれ、
トラベラーズノートにふさわしい空間をと狭いながらも書斎を作り、
そこでこのブログを始め、
色んな人と繋がりが出来、
そこから古道具や古本の魅力に気づかされ、
今こうしてここにいる。
そもそもの始まりは、トラベラーズノートだったんだ。
その世界観が自分には合っていたんだと思う。
この感じに、魅力を感じずにはいられないのだ。

身の回りにあるものでちょっと遊んでみた。
永く、ゆっくり付き合って行きたいものだ。
2010年10月25日
歴史の痕跡
昨日の日曜日、夕方ちょっと時間が出来たので、
いつものようにsize…antiqueへ。
今回は先立つものがなく、ただ冷やかしに行っただけなののだが
さすが、size…antique。
収穫がいくつかあった。
ひとつは、ドイツから届いたばかりの超渋い逸品に出会ったこと。
ずっと欲しかったものだっただけに、その場で取り置きをお願いしてきた。
後日紹介するのが今から楽しみ。
ふたつめは、先日来紹介してきたドイツのデスクカレンダーの年代が明らかになったこと。
古いとは思っていたが、何と1920年代のものであることが判明。
現地でも、いいものだと強烈に勧められたそうだ。
そして、みっつめはこれ。

随分前に紹介したホッチキスNO.1専用針のケースなのである。
もう見付からないと思ってあきらめていたのだが、なんとその箱があったというのだ。
裏には持ち主の住所が書かれている。

だがしかしなのである・・。

中身は空。
残念ながら箱だけであったのだが、
探しても全然気配も見付からなかった針の箱があったことで、
あのホッチキスNo.1が実際に使われていた痕跡が見付かったみたいでうれしい。
当時の針でガチャンと、いつかやってみたいなあ。
いつものようにsize…antiqueへ。
今回は先立つものがなく、ただ冷やかしに行っただけなののだが
さすが、size…antique。
収穫がいくつかあった。
ひとつは、ドイツから届いたばかりの超渋い逸品に出会ったこと。
ずっと欲しかったものだっただけに、その場で取り置きをお願いしてきた。
後日紹介するのが今から楽しみ。
ふたつめは、先日来紹介してきたドイツのデスクカレンダーの年代が明らかになったこと。
古いとは思っていたが、何と1920年代のものであることが判明。
現地でも、いいものだと強烈に勧められたそうだ。
そして、みっつめはこれ。

随分前に紹介したホッチキスNO.1専用針のケースなのである。
もう見付からないと思ってあきらめていたのだが、なんとその箱があったというのだ。
裏には持ち主の住所が書かれている。

だがしかしなのである・・。

中身は空。
残念ながら箱だけであったのだが、
探しても全然気配も見付からなかった針の箱があったことで、
あのホッチキスNo.1が実際に使われていた痕跡が見付かったみたいでうれしい。
当時の針でガチャンと、いつかやってみたいなあ。
2010年10月24日
自転車一人旅
自転車の脇を、車がスピードを上げて抜き去っていく。
車の入ってこない細い路地へ路地へと入り込む。
時々行き止まりにUターンしたりしながら、街の毛細血管を進んで行く。
知り尽くした街の筈が、見慣れない風景にいくらでも出会う。
何度も自転車を止めて景色を眺める。

風は爽やかだが、日差しは強い。
うっすらと汗がにじむ。
だが、新鮮な感覚に助けられペダルは軽い。

いつも蚤の市が開かれる神社も、今日はひっそりとしている。

途中、贅沢にうなぎを食べてみたり、
食後に野球を観戦してみたり、
いつも車で通る時見かけているワンコに初めて挨拶してみたり・・・。

しかし、さすがにガス欠だ。
長い坂を上り詰めたところに、給油所が見えてきた!

ここで700mlほど給油して帰途に着く。
約5時間ほどの短い自転車一人旅。
いい時間であった。
車の入ってこない細い路地へ路地へと入り込む。
時々行き止まりにUターンしたりしながら、街の毛細血管を進んで行く。
知り尽くした街の筈が、見慣れない風景にいくらでも出会う。
何度も自転車を止めて景色を眺める。

風は爽やかだが、日差しは強い。
うっすらと汗がにじむ。
だが、新鮮な感覚に助けられペダルは軽い。

いつも蚤の市が開かれる神社も、今日はひっそりとしている。

途中、贅沢にうなぎを食べてみたり、
食後に野球を観戦してみたり、
いつも車で通る時見かけているワンコに初めて挨拶してみたり・・・。

しかし、さすがにガス欠だ。
長い坂を上り詰めたところに、給油所が見えてきた!

ここで700mlほど給油して帰途に着く。
約5時間ほどの短い自転車一人旅。
いい時間であった。
2010年10月23日
アンティークキーでTRAVELER'S TREASURE BOXをLOCKする
これまた、size…antiqueで見つけたアンティークキー。

これだけで、飾ったり首から提げたりしたいくらい渋いのだが、
これが実用品なところがすごい。
ドア用の錠前なのである。

キーを鍵穴に差込み、回せばデッドボルトが出入りするおなじみのもの。

おまけに、一緒に使われていたと思われるこれまた渋い鍵穴カバーまであるのだ。

これらもデスクカレンダーと一緒に、ドイツからの荷物に入っていた古いものだ。
この渋いヤツを何かに使わない手はない。
さて、どこに使おうか?
暫し考え閃いた。
鍵 → 盗難防止 → 宝物 → 宝箱・・・
!!
昨日のTRAVELER'S TREASURE BOXだ!
あれに何とか付けられないか?
ああでもないこうでもないと、鍵と箱をひっくり返したりして考えた。
そして、「よし、これしかない」という方法に思い至り、
作業にかかったのである。
まず、箱の蓋の裏を鍵の形に合わせて削っていく。
道具は彫刻刃くらいしかない。

うまく削れたところで、錠前本体をはめ込んでネジ止めする。

鍵穴分の大きさの穴を蓋に貫通させ、表から鍵穴カバーをつける。

そして、箱の内側にデッドボルトの受けの穴を開ける。

これで、完成!


この蓋、前後にスライドさせてはずすようになっているため、
これで見事にTRAVELER'S TREASURE BOXに鍵がかかるようになるのだ。
これで、あんなものもこんなものも隠しておける。
なんか久々のヒット作みたいだ、これ。

これだけで、飾ったり首から提げたりしたいくらい渋いのだが、
これが実用品なところがすごい。
ドア用の錠前なのである。

キーを鍵穴に差込み、回せばデッドボルトが出入りするおなじみのもの。

おまけに、一緒に使われていたと思われるこれまた渋い鍵穴カバーまであるのだ。

これらもデスクカレンダーと一緒に、ドイツからの荷物に入っていた古いものだ。
この渋いヤツを何かに使わない手はない。
さて、どこに使おうか?
暫し考え閃いた。
鍵 → 盗難防止 → 宝物 → 宝箱・・・
!!
昨日のTRAVELER'S TREASURE BOXだ!
あれに何とか付けられないか?
ああでもないこうでもないと、鍵と箱をひっくり返したりして考えた。
そして、「よし、これしかない」という方法に思い至り、
作業にかかったのである。
まず、箱の蓋の裏を鍵の形に合わせて削っていく。
道具は彫刻刃くらいしかない。

うまく削れたところで、錠前本体をはめ込んでネジ止めする。

鍵穴分の大きさの穴を蓋に貫通させ、表から鍵穴カバーをつける。

そして、箱の内側にデッドボルトの受けの穴を開ける。

これで、完成!


この蓋、前後にスライドさせてはずすようになっているため、
これで見事にTRAVELER'S TREASURE BOXに鍵がかかるようになるのだ。
これで、あんなものもこんなものも隠しておける。
なんか久々のヒット作みたいだ、これ。

2010年10月22日
TRAVELER’S TREASURE BOX
TRAVELER'S notebookで買ったり戴いたりしたものが増えてきて、
一度整理したいと思っていた。
そういえば、いつものsize…antiqueにずっと前から置いてある
古くて、それはそれは渋い箱があることを思い出し、
例によって安く譲っていただいた。

真黒に煤けた木の箱は、手にすると独特の匂いが移るほど。
それもまた、時代を旅してきた証なのである。
蓋の内側に、自転車云々の印刷が残っていることから、
何かの看板を解体して再利用しているようだ。

早速TRAVELER'S GOODSを詰め込んでみる。

せかっくなので、これまたsize…antiqueで見つけたインデックスも付けてみる。

夢の詰まった、宝箱だ。
一度整理したいと思っていた。
そういえば、いつものsize…antiqueにずっと前から置いてある
古くて、それはそれは渋い箱があることを思い出し、
例によって安く譲っていただいた。

真黒に煤けた木の箱は、手にすると独特の匂いが移るほど。
それもまた、時代を旅してきた証なのである。
蓋の内側に、自転車云々の印刷が残っていることから、
何かの看板を解体して再利用しているようだ。

早速TRAVELER'S GOODSを詰め込んでみる。

せかっくなので、これまたsize…antiqueで見つけたインデックスも付けてみる。

夢の詰まった、宝箱だ。
2010年10月21日
道具の謎を解く
アンティーク蚤の市。
ブラブラしながら物色していたら、見たことのないものを発見。
一体なんだろう?
店の人に聞いてみようと見回しても誰もいない。
そこへ、これまたブラブラ現れたのがshop363のTさん。
なんだ363だったのか。
「これなんです?」
「なんでしょう?」
「いくらにします?」
「なんだかわからないから〇〇円でいいです」
ということで、タダみたいな値段で譲ってもらったのがこれ。

何やら實用新案らしい。

陶器で出来ていて、T字型の先端にいくつも穴があけられている。
その部分を開閉自在の金属製カバーが覆うという構造。

液状のものを元の部分から注入して、
先端の穴から噴出させるためのものなのか?
あるいは、何かに蒸気をあてるための物なのだろうか?

う~ん、なんなんだろう???
しばらくは悩んで楽しめそうである。
ブラブラしながら物色していたら、見たことのないものを発見。
一体なんだろう?
店の人に聞いてみようと見回しても誰もいない。
そこへ、これまたブラブラ現れたのがshop363のTさん。
なんだ363だったのか。
「これなんです?」
「なんでしょう?」
「いくらにします?」
「なんだかわからないから〇〇円でいいです」
ということで、タダみたいな値段で譲ってもらったのがこれ。

何やら實用新案らしい。

陶器で出来ていて、T字型の先端にいくつも穴があけられている。
その部分を開閉自在の金属製カバーが覆うという構造。

液状のものを元の部分から注入して、
先端の穴から噴出させるためのものなのか?
あるいは、何かに蒸気をあてるための物なのだろうか?

う~ん、なんなんだろう???
しばらくは悩んで楽しめそうである。
2010年10月20日
インキ消しケゼール
ケゼールなるインキ消しが存在したらしい。


芯は獨逸製、ケースは國産品の携帯型インク消しだ。
優れた特徴を持っているようで、
「なんでも自由に綺麗に消せます」とは自信のコメント。
英米獨で専売特許を取得している。

説明の誤植もかわいいご愛嬌。

色々検索してみると、役所などでも定番で使われていた様子。
一体いつ頃のものかは、資料が見付からなかった。
ただ、取り扱い商社の住所が、東京市『日本橋区』となっていることから、
1947年以前のものには間違いないようだ。

で、それが入っていたらしい金属製のケース。

本体がないのがとても残念だが、
この重厚なケースからその存在感を想像することができる。
また白い粉が内部や取説に付着していて、
ケゼールがかつてそこに存在したことを証明しているのである。
剥げた塗装の感じにしびれる。


文房具関係のものがあると、いつも取っておいてくれる
優しいRERA RERA RU.さんより譲り受けた逸品。


芯は獨逸製、ケースは國産品の携帯型インク消しだ。
優れた特徴を持っているようで、
「なんでも自由に綺麗に消せます」とは自信のコメント。
英米獨で専売特許を取得している。

説明の誤植もかわいいご愛嬌。

色々検索してみると、役所などでも定番で使われていた様子。
一体いつ頃のものかは、資料が見付からなかった。
ただ、取り扱い商社の住所が、東京市『日本橋区』となっていることから、
1947年以前のものには間違いないようだ。

で、それが入っていたらしい金属製のケース。

本体がないのがとても残念だが、
この重厚なケースからその存在感を想像することができる。
また白い粉が内部や取説に付着していて、
ケゼールがかつてそこに存在したことを証明しているのである。
剥げた塗装の感じにしびれる。


文房具関係のものがあると、いつも取っておいてくれる
優しいRERA RERA RU.さんより譲り受けた逸品。
2010年10月19日
ドイツからやって来た古いデスクカレンダー
朝日が眩しいオフィス。
鞄を置いて椅子にドッカと腰を下ろしたら、
今日最初の仕事に取り掛かる。

机のデスクカレンダー。
右側のつまみを押し下げて、8を9に変える。

新しい一日が始まる。
ドイツ製。
年代は不明だが、真鍮の寂れ具合や文字盤の擦れ具合から
かなり古いもののようだ。
この形もなかなか珍しい。
日付は左右のつまみを押し下げることで文字盤が一日分回転する。
曜日は背面のつまみを回して変える。
月は、プレートを差し替えるようになっている。
ペンも置けるトレーが実用性を重視していてドイツらしい。

後姿もなかなかセクシーである。

size…antiqueにドイツから届いたばかりの荷物の中からの掘り出し物。
一目惚れというやつだ。
昨日の懐中時計をセットすれば、
“いま”を正確に示す。

鞄を置いて椅子にドッカと腰を下ろしたら、
今日最初の仕事に取り掛かる。

机のデスクカレンダー。
右側のつまみを押し下げて、8を9に変える。

新しい一日が始まる。
ドイツ製。
年代は不明だが、真鍮の寂れ具合や文字盤の擦れ具合から
かなり古いもののようだ。
この形もなかなか珍しい。
日付は左右のつまみを押し下げることで文字盤が一日分回転する。
曜日は背面のつまみを回して変える。
月は、プレートを差し替えるようになっている。
ペンも置けるトレーが実用性を重視していてドイツらしい。

後姿もなかなかセクシーである。

size…antiqueにドイツから届いたばかりの荷物の中からの掘り出し物。
一目惚れというやつだ。
昨日の懐中時計をセットすれば、
“いま”を正確に示す。

2010年10月18日
古い懐中時計に魅せられて
今のように1分1秒に縛られることなく、
ゆっくりと時間が流れていた時代のこと。
街角の街灯の下で立ち止まった紳士が、
背広の内ポケットからおもむろに何か取り出した。
夕陽に反射して光るもの。
長めのチェーンの先に輝く、そう懐中時計である。
しかしそれには一瞥をくれただけで、
すぐにしまいこんでしまい、そのまま佇んでいる。
一本の葉巻を吸い終わろうかという長いときの間、
紳士が再び時計を取り出すことはなかった。
そしてようやく現れた見目麗しき淑女ひとり。
二人は腕を組み合い、
暮れなずむ街をネオンに向かって歩いていくのであった。

1900年代初頭の手巻きの懐中時計。

スイス製。
E.B.CO. LEVANT WATCH の銘がある。

竜頭が3時の位置についていて、
手にした時に見やすい工夫。

純度0.8000の純銀のカバーに施された彫金も渋い。

100年近く経とうというのに、その動きは俊敏且つタフである。
恐らく、かの紳士はこんな時計を懐に忍ばせていたんじゃないかなあ。
あくせく時間を気にするための時計ではない。
コチコチ響く音を胸の奥で感じながら、愛しの君を待つ。
そんな“とき”を楽しむためのアイテムなのである。
size…antiqueで、かなり無理を言って譲っていただく形になってしまった。
大事にしよう。
この冬は、ちょっとさりげなく・・・。

ゆっくりと時間が流れていた時代のこと。
街角の街灯の下で立ち止まった紳士が、
背広の内ポケットからおもむろに何か取り出した。
夕陽に反射して光るもの。
長めのチェーンの先に輝く、そう懐中時計である。
しかしそれには一瞥をくれただけで、
すぐにしまいこんでしまい、そのまま佇んでいる。
一本の葉巻を吸い終わろうかという長いときの間、
紳士が再び時計を取り出すことはなかった。
そしてようやく現れた見目麗しき淑女ひとり。
二人は腕を組み合い、
暮れなずむ街をネオンに向かって歩いていくのであった。

1900年代初頭の手巻きの懐中時計。

スイス製。
E.B.CO. LEVANT WATCH の銘がある。

竜頭が3時の位置についていて、
手にした時に見やすい工夫。

純度0.8000の純銀のカバーに施された彫金も渋い。

100年近く経とうというのに、その動きは俊敏且つタフである。
恐らく、かの紳士はこんな時計を懐に忍ばせていたんじゃないかなあ。
あくせく時間を気にするための時計ではない。
コチコチ響く音を胸の奥で感じながら、愛しの君を待つ。
そんな“とき”を楽しむためのアイテムなのである。
size…antiqueで、かなり無理を言って譲っていただく形になってしまった。
大事にしよう。
この冬は、ちょっとさりげなく・・・。

2010年10月17日
トラベラーズてぬぐい
トラベラーズノートから荷が届く。

トラベラーズノートのパッケージと同じもののようだが、
開けてみると、なにやら不思議なものが入っている。

旅湯と書かれた入湯券。
古めかしい下足箱の写真に、通し番号らしきものまで入っている。
ん?1140?84?38?141?
旅湯は、旅の疲れを心地よく癒してくれる歴史ある温泉らしい。
一体それはどこにあるのだろうか?

旅湯の場所を調べてみろとばかりに、一枚の世界地図が。

しかしこの地図、どうやらてぬぐいのようだ。
東京の下町で、職人の手によって伝統的な主染という方法で染められているらしい。
ロゴの滲み具合がいい雰囲気だ。
旅湯で使ったら丁度よさそう。

さらに、そのてぬぐいの使用説明書と思われるものも。
表紙にあるのは、旅湯の洗い場の写真なのか?
一体どこでこんな写真を撮ってきたのだろうか(笑)。

そして、なぜかスタンプと書かれた袋がひとつ。

中には、てぬぐいの地図に押すらしき、
トラベラーズノートをかたどったスタンプがひとつ。。
今まで行ったところや、これから行きたい所に押すといいという。

さあ、それでは自分だけの旅湯を求めて旅に出よう。

まるで、クラフト・エヴィング商会から送られてきたかのような
夢のあるトラベラーズポストカードキャンペーンの賞品なのであった。

トラベラーズノートのパッケージと同じもののようだが、
開けてみると、なにやら不思議なものが入っている。

旅湯と書かれた入湯券。
古めかしい下足箱の写真に、通し番号らしきものまで入っている。
ん?1140?84?38?141?
旅湯は、旅の疲れを心地よく癒してくれる歴史ある温泉らしい。
一体それはどこにあるのだろうか?

旅湯の場所を調べてみろとばかりに、一枚の世界地図が。

しかしこの地図、どうやらてぬぐいのようだ。
東京の下町で、職人の手によって伝統的な主染という方法で染められているらしい。
ロゴの滲み具合がいい雰囲気だ。
旅湯で使ったら丁度よさそう。

さらに、そのてぬぐいの使用説明書と思われるものも。
表紙にあるのは、旅湯の洗い場の写真なのか?
一体どこでこんな写真を撮ってきたのだろうか(笑)。

そして、なぜかスタンプと書かれた袋がひとつ。

中には、てぬぐいの地図に押すらしき、
トラベラーズノートをかたどったスタンプがひとつ。。
今まで行ったところや、これから行きたい所に押すといいという。

さあ、それでは自分だけの旅湯を求めて旅に出よう。

まるで、クラフト・エヴィング商会から送られてきたかのような
夢のあるトラベラーズポストカードキャンペーンの賞品なのであった。

2010年10月16日
2010年10月15日
イギリスアンティークのプリンタトレイ

イギリス製の古いプリンタトレイ。
プリンタトレイは、活版印刷時代、選んだ活字を並べておくためのトレイで、
細かい仕切りがあるのが特徴。
細部まで凝った作りだ。

これだけバラエティに富んだ仕切りがあると
色々飾れて楽しい。



大人のおもちゃ箱だ。
2010年10月14日
秋限定 秋刀魚ラーメン
運ばれてきた瞬間から、焼いたサンマの匂いが漂う。
スープを一口含むと、もうサンマ。
誰が何と言おうとサンマなのである。
しかも出汁とか削り節とかじゃなくて、
焼いたサンマそのものの風味なのだ。
別添えの大根おろしと一緒にスープをすすると、
笑っちゃうほど、これまたサンマじゃないか。
麺を勢いよく啜り上げ、その匂いを楽しむ。
すごい。
至福の5分間であった。

スープを一口含むと、もうサンマ。
誰が何と言おうとサンマなのである。
しかも出汁とか削り節とかじゃなくて、
焼いたサンマそのものの風味なのだ。
別添えの大根おろしと一緒にスープをすすると、
笑っちゃうほど、これまたサンマじゃないか。
麺を勢いよく啜り上げ、その匂いを楽しむ。
すごい。
至福の5分間であった。

2010年10月13日
昨日の正解
正解は、これ。

『ハンドボール』
実際履いていたときの写真。
屋外で使っていた時のものだが、みんな履いてるのがわかる。

当時は扱っている店が少なく、
用品の入手には苦労したものだ。
シューズのソールの穴は、
床とシューズの間に真空状態を作り出し、
急激な、いわゆるサドンストップを生み出すと
まことしやかに言われていた。
実際の効果はどうだったんだろうか?

こんな懐かしいTシャツも残っている。


明けても暮れてもハンドボール三昧だった日々。
今は昔。

『ハンドボール』
実際履いていたときの写真。
屋外で使っていた時のものだが、みんな履いてるのがわかる。
当時は扱っている店が少なく、
用品の入手には苦労したものだ。
シューズのソールの穴は、
床とシューズの間に真空状態を作り出し、
急激な、いわゆるサドンストップを生み出すと
まことしやかに言われていた。
実際の効果はどうだったんだろうか?

こんな懐かしいTシャツも残っている。


明けても暮れてもハンドボール三昧だった日々。
今は昔。
2010年10月12日
何のシューズでしょう?
学生時代使用していたシューズ。

屋内専用にしていたため、四半世紀を経た今も綺麗な状態。
今でも体育館では時々使用している。
アシックスタイガー製。
濃い青のバックスキンがお気に入りだ。


さすがに、中はボロボロだが、履き心地にそれほど影響ない。

さて、何の競技用のシューズでしょうか?
ヒント① 通称『スカイ〇〇〇』と呼ばれたシリーズ。
空中でのプレーが迫力ある競技。
ヒント② ソールに特徴あり。
知っている方はここで正解。

ヒント③ マイナーだったこのスポーツも、近年タレントプレーヤーが出て来て
少しはメジャーになりかけたことも。
正解は明日の心だ。

屋内専用にしていたため、四半世紀を経た今も綺麗な状態。
今でも体育館では時々使用している。
アシックスタイガー製。
濃い青のバックスキンがお気に入りだ。


さすがに、中はボロボロだが、履き心地にそれほど影響ない。

さて、何の競技用のシューズでしょうか?
ヒント① 通称『スカイ〇〇〇』と呼ばれたシリーズ。
空中でのプレーが迫力ある競技。
ヒント② ソールに特徴あり。
知っている方はここで正解。

ヒント③ マイナーだったこのスポーツも、近年タレントプレーヤーが出て来て
少しはメジャーになりかけたことも。
正解は明日の心だ。