2011年02月28日
古いネイルクリッパー
Nail Clipper。
爪切りのこと。

爪切りと呼ばずNail Clipperと呼びたくなる渋い逸品。


所々錆びているし、刃も少しこぼれてはいるが
ちゃんと爪は切れる。
切り口がぎざぎざになるが、ヤスリが付いているから大丈夫。

昨日のナイフと一緒にsize…antiqueより。
爪切りのこと。

爪切りと呼ばずNail Clipperと呼びたくなる渋い逸品。


所々錆びているし、刃も少しこぼれてはいるが
ちゃんと爪は切れる。
切り口がぎざぎざになるが、ヤスリが付いているから大丈夫。

昨日のナイフと一緒にsize…antiqueより。

2011年02月27日
二つの古い折りたたみナイフ
折りたたみナイフなんかは、妙に男心をくすぐるアイテムなのである。
気付くと、いつの間にかビクトリノックスが二つも三つも転がっている。

これは、最近shop363で譲っていただいた古いナイフ。
刃には錆びも見られるがなかなかよく切れる。

超ミニサイズのくせに、折りたたみもスムーズな憎いヤツ。
無印ながら丁寧な職人技という感じである。
キーホルダーなどに付けておいたら実用的。

そしてこれ。
イギリスの古いナイフ。
size…antiqueの店先にいくつか置かれていて、以前から気になっていたもののひとつ。
残り少なくなってきたというので譲っていただくことに。

これは実用というよりは、飾って眺めていたい。
刻まれた文字や、周りに施された模様が、
月並みな表現だが、かっこいい。
例によって、ちょっとスケッチ。
気付くと、いつの間にかビクトリノックスが二つも三つも転がっている。

これは、最近shop363で譲っていただいた古いナイフ。
刃には錆びも見られるがなかなかよく切れる。

超ミニサイズのくせに、折りたたみもスムーズな憎いヤツ。
無印ながら丁寧な職人技という感じである。
キーホルダーなどに付けておいたら実用的。

そしてこれ。
イギリスの古いナイフ。
size…antiqueの店先にいくつか置かれていて、以前から気になっていたもののひとつ。
残り少なくなってきたというので譲っていただくことに。

これは実用というよりは、飾って眺めていたい。
刻まれた文字や、周りに施された模様が、
月並みな表現だが、かっこいい。
例によって、ちょっとスケッチ。

2011年02月26日
万年筆にカラーインクを入れて遊ぶ
ちょっと変わった色のボトルインク。

ペリカンのグリーンとブラウン。
使っていなかったLAREXの万年筆に入れてみた。

鮮やかなグリーンは、ひと筆の中にも色むらが見られて面白い表情。

渋いブラウンは、落ち着きのあるシックな印象に見える。

コンバーター越しのインクの色も美しい。

今までの、ブラック、ブルーブラック、ウォッシャブルブルーに加えて全部で5色。

カラフルになって楽しい。

ペリカンのグリーンとブラウン。
使っていなかったLAREXの万年筆に入れてみた。

鮮やかなグリーンは、ひと筆の中にも色むらが見られて面白い表情。

渋いブラウンは、落ち着きのあるシックな印象に見える。

コンバーター越しのインクの色も美しい。

今までの、ブラック、ブルーブラック、ウォッシャブルブルーに加えて全部で5色。

カラフルになって楽しい。
2011年02月25日
フィッシャー 375ブレット

ライフルの弾丸。

H&H社製の0.375inchマグナム弾。
真鍮製で、手に持つとずっしりとした重量感が伝わってくる。
そして弾頭部分を引き抜くと・・・。

なんと、これがボールペン。
アメリカはフィッシャー社の375BULLET。
本物の薬莢を使っているだけあって、迫力がある。

しかも使われているペンが、SPACE PEN なのである。


SPACE PEN は、1968年NASAの要請によりフィッシャー社が開発。
無重力でも書けるペンとして、全ての宇宙飛行士が使用している。
一般庶民の我々が、宇宙を身近に感じられる、夢のある筆記具だ。
そもそも宇宙とライフルがどう関係するかは分からなし、本当に無重力で書けるか試せはしないが、
それでもとにもかくにも男心をくすぐる逸品なのである。

持ったときのバランスや、書き心地も快適だ。
腰からぶら下げたら、ちょっと物騒か。

2011年02月24日
ナショナル・キャッシュ・レジスター?
世界で最初にレジスターが作られた1878年から14年後の1892年、
米国NCRにおいて、レシート発行第一号機が作られた。
それが79号レジスターと呼ばれるもの。


当時の写真と比べてもまるでそっくりなこれ。
サイドについたハンドルの感じや、ドロアーに刻まれたNATIONALの刻印まで瓜二つ。


重厚な佇まいである。


っていう、鉛筆削り。


size…antiqueから。
米国NCRにおいて、レシート発行第一号機が作られた。
それが79号レジスターと呼ばれるもの。


当時の写真と比べてもまるでそっくりなこれ。
サイドについたハンドルの感じや、ドロアーに刻まれたNATIONALの刻印まで瓜二つ。


重厚な佇まいである。


っていう、鉛筆削り。


size…antiqueから。
2011年02月23日
アメリカの古いノベルティ鉛筆削り
カラフルで賑やかである。

NOVELTY PENCIL SHARPENERS。
おまけなどに使われたと思われる鉛筆削りが入った箱。
落着いた色合いが時代を感じさせる。
アメリカからやって来たものだが、MADE IN HONG KONGになっている。

開けてびっくり玉手箱。

なんたって4ダース入り。

眺めているだけで楽しくなるようだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日の答え。

まずこうして、つまみを回して0000にリセット。
それから0101まで、101回が正解!

数学的には、
10101-1231=8870回になるのかな?

NOVELTY PENCIL SHARPENERS。
おまけなどに使われたと思われる鉛筆削りが入った箱。
落着いた色合いが時代を感じさせる。
アメリカからやって来たものだが、MADE IN HONG KONGになっている。

開けてびっくり玉手箱。

なんたって4ダース入り。

眺めているだけで楽しくなるようだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日の答え。

まずこうして、つまみを回して0000にリセット。
それから0101まで、101回が正解!

数学的には、
10101-1231=8870回になるのかな?
2011年02月22日
古い数取器をデスクカレンダーに
2月22日。





2月22日?
これは古いtally counter。
いわゆる数取器である。



ボタンを1回押すとカウントがひとつずつ増えていく。
0000から始まって、9999までカウントできる4桁仕様だ。
カチッ、カチッとカウントする感覚が心地よい。

ちょうどデスクカレンダーにもなるが、
月が変わるときには、70回ボタンを押さなくてはならないのがタマニキズ。
ここで問題。
さて、年越しには少なくとも何回ボタンを押したらいいでしょうか?
答えは明日のこころだ。





2月22日?
これは古いtally counter。
いわゆる数取器である。



ボタンを1回押すとカウントがひとつずつ増えていく。
0000から始まって、9999までカウントできる4桁仕様だ。
カチッ、カチッとカウントする感覚が心地よい。

ちょうどデスクカレンダーにもなるが、
月が変わるときには、70回ボタンを押さなくてはならないのがタマニキズ。
ここで問題。
さて、年越しには少なくとも何回ボタンを押したらいいでしょうか?
答えは明日のこころだ。
2011年02月21日
ワイルドターキー特製 本革製名刺入れ

WILD TURKEY 80 U.S. PROOF
いつもの101 U.S. PROOFの8年ものではない。
なぜなら、これにすてきなおまけが付いていたからなのである。

WILD TURKEY特製の本革製名刺入れだ。

おっ!おまけとは思えないほどかっこいいぞ。
ちゃんとWILD TURKEY BOURBONの銘板とエンボスまで入っている。


以前紹介したノートカバーといい、最近のワイルドターキーのノベルティは力が入っている。
愛飲者としては嬉しい限りである。
お気に入りの名刺を入れてみた。

一緒に入っていた応募葉書。
HOME BARセットが当たるらしい。
早速応募しよう。

2011年02月20日
貴婦人の美しい指
平塚のアンティークショップmenuで出会ったものをもうひとつ。

イギリスの古いクリップ。
貴婦人の美しい指がletterをおさえているおなじみのデザイン。
ドレスの袖口の装飾も洒落ている。

ヴィクトリア朝のアンティーク。
100年以上の時を経た風格がある。
当時は一体どんなものを挟んでいたのだろうか。

トラベラーズノートのページを押さえるのに使ってみる。

し、渋い・・・。

イギリスの古いクリップ。
貴婦人の美しい指がletterをおさえているおなじみのデザイン。
ドレスの袖口の装飾も洒落ている。

ヴィクトリア朝のアンティーク。
100年以上の時を経た風格がある。
当時は一体どんなものを挟んでいたのだろうか。

トラベラーズノートのページを押さえるのに使ってみる。

し、渋い・・・。
2011年02月19日
アンティークガラスケース
アンティークや古道具の世界に魅せられるようになって、まだ日が浅い。
であるのだが、魅力的な人や店に多く出会い、短期間でも随分刺激を受けてきたと思う。
中でも、size…antiqueの奥深さにはいつも驚かされてきた。
何度通っても新しい発見がある。
そして得体の知れない、どこか怪しさが漂っているのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それは、そこに通い始めた時から店先に渋く鎮座していた。
複雑に装飾された欅材の枠と、ゆらゆらガラスの雰囲気がたまらないガラスケース。
中には、古い色鉛筆や双眼鏡、アクセサリーやマグカップや工具類、
何だかわけの分からないものまでが静かに並んでいたものだ。
その存在感は、いわば店の顔とも言うべきものであった。
随分迷ったが、譲っていただくことにした。


sizeが我が家にやって来た、というやつである。




部屋の一角の色彩が一気に沈み、渋い空間が出来上がる。
怪しさがますますsizeに近づいているのか。
であるのだが、魅力的な人や店に多く出会い、短期間でも随分刺激を受けてきたと思う。
中でも、size…antiqueの奥深さにはいつも驚かされてきた。
何度通っても新しい発見がある。
そして得体の知れない、どこか怪しさが漂っているのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それは、そこに通い始めた時から店先に渋く鎮座していた。
複雑に装飾された欅材の枠と、ゆらゆらガラスの雰囲気がたまらないガラスケース。
中には、古い色鉛筆や双眼鏡、アクセサリーやマグカップや工具類、
何だかわけの分からないものまでが静かに並んでいたものだ。
その存在感は、いわば店の顔とも言うべきものであった。
随分迷ったが、譲っていただくことにした。


sizeが我が家にやって来た、というやつである。




部屋の一角の色彩が一気に沈み、渋い空間が出来上がる。
怪しさがますますsizeに近づいているのか。

2011年02月18日
世界のポスト

世界のポスト
ベルンハルト M. シュミッド ピエ・ブックス


黄色にホルンのイラストはドイツのポスト。
かつて、ドイツでは郵便の配達の合図にホルンを鳴らしたとのことだ。
だから、ドイツのポストにはみんなホルンの絵が描かれている。
海上に浮かぶ家にあるポストはタイのもの。
配達は船でされるんだろう。
ポストなどなく、ドアの鉄格子に郵便物を挟んでいるのはマカオの風景。
そして荒野にぽつんと立っているのはスコットランドだ。
電子メールで瞬時に連絡が取れる世の中。
だがしかし、手紙というアナログツールを忘れたくない。
「今日は来るかな?明日は来るかな?」
ポストを覗く楽しみ。
そんな、わくわくする感覚を大事にしたいものだ。
人の手から手へ。
温もりの大切さを伝える素敵な写真集。

市立図書館にて偶然出会った。
2011年02月17日
ライフル弾差しをトラベラーズノート用のペンホルダーに
蚤の市のshop363にさりげなく置いてあった。

「何これ?」
「ライフルの弾丸を差しておくものですね」
「へえ?ペン差しみたいだなあ」
ということで・・・。
弾丸といえばバレットペンシル。
早速ブラスプロダクトのバレットペンシル型のボールペンを差してみる。

いや、もうこれ専用のホルダーのようにぴったりなのである。
まるで本物のライフルの弾丸のようにも見える。
トラベラーズノートのゴムに引っ掛けて専用ペンホルダーの出来上がりだ。

超渋い。

「何これ?」
「ライフルの弾丸を差しておくものですね」
「へえ?ペン差しみたいだなあ」
ということで・・・。
弾丸といえばバレットペンシル。
早速ブラスプロダクトのバレットペンシル型のボールペンを差してみる。

いや、もうこれ専用のホルダーのようにぴったりなのである。
まるで本物のライフルの弾丸のようにも見える。
トラベラーズノートのゴムに引っ掛けて専用ペンホルダーの出来上がりだ。

超渋い。
2011年02月16日
古い双眼鏡で世界を覗く
鎌倉にある渋いアンティークショップ FIVE FROM THE GROUND. 。
前回の初訪問では、ただその空気に圧倒されて帰ってきた。
そこで今回2度目の訪問に際して、何か1点、必ず譲っていただこうと決めて行ったのであった。
人混みを抜け、雪の下をくぐって辿り着いたそこは、
相変わらず外界とは隔絶された、異空間だった。
出会いはあった。

持ち手の部分を革で巻いた古い双眼鏡。
そして、革ケース。
惹き込まれるように手に取った。


フランスやベルギーに買い出しに行くという店主。

こんな感じなんだろうなあ。
これも、ベルギーの市で出会ったものという。
ケースにもベルギーの都市、リエージュの名がある。
正にヨーロッパを覗いてきた双眼鏡。

世界を覗いてやる。
前回の初訪問では、ただその空気に圧倒されて帰ってきた。
そこで今回2度目の訪問に際して、何か1点、必ず譲っていただこうと決めて行ったのであった。
人混みを抜け、雪の下をくぐって辿り着いたそこは、
相変わらず外界とは隔絶された、異空間だった。
出会いはあった。

持ち手の部分を革で巻いた古い双眼鏡。
そして、革ケース。
惹き込まれるように手に取った。


フランスやベルギーに買い出しに行くという店主。

こんな感じなんだろうなあ。
これも、ベルギーの市で出会ったものという。
ケースにもベルギーの都市、リエージュの名がある。
正にヨーロッパを覗いてきた双眼鏡。

世界を覗いてやる。

2011年02月15日
イギリスの古いブリキ製地球儀
今回のmenuで一番のお気に入り。

ずっと探していた古い地球儀。
灼けたブリキに一発でやられた。
イギリスのTOYメーカー、CHAD VALLEY社製。
おもちゃメーカーのものと思えないくらい、随分趣きがある。

地球儀だけに国名の表記で大体の年代が知れる。
ドイツにはGERMANY、朝鮮半島にはKOREAのみの表記。
分割される前のようだ。
つまり1950年以前のものになる。
ついでに、タイにはTHAILAND(SIAM)の表記。
1939年から戦後にかけて、国名がタイとシャムを行ったり来たりしていた時期のものなのだろう。

そんなことから、大体60年ほど前のものであると分かった。
地図や地球儀も、時代を旅するTRAVELERなのである。

海外に旅したつもりで地球儀を眺めるのも、
自分にとっては、また旅のひとつなのである。


ずっと探していた古い地球儀。
灼けたブリキに一発でやられた。
イギリスのTOYメーカー、CHAD VALLEY社製。
おもちゃメーカーのものと思えないくらい、随分趣きがある。

地球儀だけに国名の表記で大体の年代が知れる。
ドイツにはGERMANY、朝鮮半島にはKOREAのみの表記。
分割される前のようだ。
つまり1950年以前のものになる。
ついでに、タイにはTHAILAND(SIAM)の表記。
1939年から戦後にかけて、国名がタイとシャムを行ったり来たりしていた時期のものなのだろう。

そんなことから、大体60年ほど前のものであると分かった。
地図や地球儀も、時代を旅するTRAVELERなのである。

海外に旅したつもりで地球儀を眺めるのも、
自分にとっては、また旅のひとつなのである。

2011年02月14日
ここにもあったBUKAMAのステープラー
antique shop menuには、UKアンティークのほかにも、
各国の古い文房具もいくつかあってたまらない。
そんな中、小さいながらも凛とした佇まいに惹かれたのがこれ。

ドイツBUKAMA社製のステープラー。

そう、以前ここで紹介したものと同じメーカーの製品だ。

こんなに大きさが違っても、現行の3号針を使えるのは同じ。
雰囲気もよく似ている。
ところが、今回のBUKAMAには珍しいおまけが付いてきた。

赤銅色に輝く銅製の針が本体に入っていたのである。
ダンボール箱などには大型の銅製の針が使われているが、
こんな小型用のは初めて見た。
もったいないけど、使ってみた。

いいなあ・・・。
各国の古い文房具もいくつかあってたまらない。
そんな中、小さいながらも凛とした佇まいに惹かれたのがこれ。

ドイツBUKAMA社製のステープラー。

そう、以前ここで紹介したものと同じメーカーの製品だ。

こんなに大きさが違っても、現行の3号針を使えるのは同じ。
雰囲気もよく似ている。
ところが、今回のBUKAMAには珍しいおまけが付いてきた。

赤銅色に輝く銅製の針が本体に入っていたのである。
ダンボール箱などには大型の銅製の針が使われているが、
こんな小型用のは初めて見た。
もったいないけど、使ってみた。

いいなあ・・・。
2011年02月13日
一杯の珈琲から
休日の朝は例によって、ゆっくりと珈琲を淹れる。

昨日鳥仙珈琲でゆっくりと試飲させてもらってきた、ケニア。

そしておかわりはの今月のブレンド、バレンタインブレンド。

ゆっくりと時間が流れる。
一杯の珈琲から始まる豊かなる一日。

昨日鳥仙珈琲でゆっくりと試飲させてもらってきた、ケニア。

そしておかわりはの今月のブレンド、バレンタインブレンド。

ゆっくりと時間が流れる。
一杯の珈琲から始まる豊かなる一日。

2011年02月12日
アンティークショップ menu
思いがけず雪中行となった今回の日帰りの旅。
実は一番の目的は、年末に紹介した大江戸骨董市でツボにはまってしまった、あのアンティークショップの実店舗を訪問することであったのだ。
antique shop menuには、店主自らイギリスの蚤の市などで買い付けてきたアンティークが、所狭しと並んでいた。
そのどれもが魅力的で、また店主の話も興味深く、時間を忘れて長居をしてしまった。

店内に入ってまず目に留まったものがこれ。

珍しいサイズのウィスキーフラスコ。


ちょっと黒ずんだピューターの鈍い輝き。
全体的に丸みを帯びたボディを手のひらに包み込むと、
金属なのに不思議と温かみが伝わってくるようである。

『DIXON & SONS』

スコッチじゃなくても、バーボンにもよく似合う風貌。
存在感。
他のものも追々。
実は一番の目的は、年末に紹介した大江戸骨董市でツボにはまってしまった、あのアンティークショップの実店舗を訪問することであったのだ。
antique shop menuには、店主自らイギリスの蚤の市などで買い付けてきたアンティークが、所狭しと並んでいた。
そのどれもが魅力的で、また店主の話も興味深く、時間を忘れて長居をしてしまった。
店内に入ってまず目に留まったものがこれ。

珍しいサイズのウィスキーフラスコ。


ちょっと黒ずんだピューターの鈍い輝き。
全体的に丸みを帯びたボディを手のひらに包み込むと、
金属なのに不思議と温かみが伝わってくるようである。

『DIXON & SONS』

スコッチじゃなくても、バーボンにもよく似合う風貌。
存在感。
他のものも追々。
2011年02月11日
雪の降る街
北鎌倉の駅を降りると、
雪の結晶は益々大きくなっていて、
灰色の空から次から次へと舞い降りてくる。
雪のない街に生まれ育ったため、
寒さも忘れ、心が躍るのを抑えられない。

とはいえ店内の暖かさに一息つく。
アンティークや古書、そしてアラジンストーブ。


思わず冷えたビールを一杯。

北鎌倉 喫茶ミンカ。
雪の結晶は益々大きくなっていて、
灰色の空から次から次へと舞い降りてくる。
雪のない街に生まれ育ったため、
寒さも忘れ、心が躍るのを抑えられない。
とはいえ店内の暖かさに一息つく。
アンティークや古書、そしてアラジンストーブ。


思わず冷えたビールを一杯。
北鎌倉 喫茶ミンカ。
2011年02月10日
てんびんばかり
真実は一つなのか
何処にでも転がっているのかい
一体そんなものが あるんだろうか
何も解らないで僕はいる
そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば
見えてくるんだろう
そしてそれがないものねだりなら 何を頼りに
生きて行けばいいんだろう
何も解らない 何も解らない 何も解らない
何も解らない 何も解らない
何も解らないで僕はいる
家を出てゆく息子がいる 引き止めようとする
母親がいる
どちらも愛してる どちらも恨んでる
どちらも泣いている
何人もの人を殺した男がいる
掛替えのない命を奪ってしまった
次はこの男が殺される番だ
掛替えのない命を奪ってしまう
男が殺される 男が殺される 誰も何も言わない
男が殺される 男が殺される みんながそれに
賛成したのです
友達が殴られて仕返しをしに行った男がいる
その殴った相手も友達だったので
困ってしまった男がいる
僕が何気なく呟いた言葉が
君をとっても悲しませてしまった
慰めようと
言葉を掛けたら君は泣き出してしまった
毎朝決まった時間に起きる人の喜びは
何処にあるんだろう
電信柱に小便ひっかけた野良犬の悲しみは
何処にあるんだろう
うちの仔犬はとても臆病で一人では街を歩けない
首輪を付けると とても自由だ
僕を神様だと思っているんだろう
拳を挙げる人々と 手を合わす人々が
言い争いを続ける間に
ホラ ごらんなさい野良犬の母さんが
かわいい仔犬を生みました
誤魔化さないで そんな言葉では
僕は満足出来ないのです
てんびんばかりは重たい方に傾くに
決まっているじゃないか
どちらも もう一方より重たいくせに
どちらへも傾かないなんておかしいよ
「てんびんばかり」 詞:河島英五


何処にでも転がっているのかい
一体そんなものが あるんだろうか
何も解らないで僕はいる
そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば
見えてくるんだろう
そしてそれがないものねだりなら 何を頼りに
生きて行けばいいんだろう
何も解らない 何も解らない 何も解らない
何も解らない 何も解らない
何も解らないで僕はいる
家を出てゆく息子がいる 引き止めようとする
母親がいる
どちらも愛してる どちらも恨んでる
どちらも泣いている
何人もの人を殺した男がいる
掛替えのない命を奪ってしまった
次はこの男が殺される番だ
掛替えのない命を奪ってしまう
男が殺される 男が殺される 誰も何も言わない
男が殺される 男が殺される みんながそれに
賛成したのです
友達が殴られて仕返しをしに行った男がいる
その殴った相手も友達だったので
困ってしまった男がいる
僕が何気なく呟いた言葉が
君をとっても悲しませてしまった
慰めようと
言葉を掛けたら君は泣き出してしまった
毎朝決まった時間に起きる人の喜びは
何処にあるんだろう
電信柱に小便ひっかけた野良犬の悲しみは
何処にあるんだろう
うちの仔犬はとても臆病で一人では街を歩けない
首輪を付けると とても自由だ
僕を神様だと思っているんだろう
拳を挙げる人々と 手を合わす人々が
言い争いを続ける間に
ホラ ごらんなさい野良犬の母さんが
かわいい仔犬を生みました
誤魔化さないで そんな言葉では
僕は満足出来ないのです
てんびんばかりは重たい方に傾くに
決まっているじゃないか
どちらも もう一方より重たいくせに
どちらへも傾かないなんておかしいよ
「てんびんばかり」 詞:河島英五


木箱に納められ、大切に保管されていたのであろう。
随分と古く錆びたてんびんばかりだ。

ちゃんと部品も揃って残っている。

そこに筆文字で書かれた言葉。
「古物云々・・・」の先を読むことができないのだが、一体何が書かれているのだろうか。

shop363にて。

2011年02月09日
渋すぎる アンティークキックボード
ローラースルー ゴーゴー♪
近所で何人かが持っていたローラースルーをみんなで乗り回していた頃が懐かしい。

庶民にはちょっと贅沢な高級なおもちゃだった。
それはさておき、それよりももっとずっと昔のこと。
海の見える丘に立つ瀟洒な洋館。
緑の芝生に覆われた広々とした庭に響く嬌声。
せがんで買ってもらったキックボードで遊ぶ腕白そうな男の子と、
その姿を愛情のこもった瞳で見守る母親。
・・・月日は流れ。
男の子は成長し、かのキックボードは誰に乗られることもなく
風雨にさらされ、錆び、朽ち果てる。
しかしその朽ちた風合いや、均整の取れた美しすぎるフォルムに惹かれた人間によって、
すんでのところで捨てられる寸前に引き取られていくのであった。
さらに時は流れ、それが今ここに在る。

そんな物語が浮かんでくる、小さな、随分と古いキックボード。

かつては赤やグリーンに塗られ、色鮮やかであったろう名残も見られる。

ちょっと高いところに飾って、いつまでも眺めていたくなる。

相変わらず奥が深い、size…antiqueにて。
近所で何人かが持っていたローラースルーをみんなで乗り回していた頃が懐かしい。

庶民にはちょっと贅沢な高級なおもちゃだった。
それはさておき、それよりももっとずっと昔のこと。
海の見える丘に立つ瀟洒な洋館。
緑の芝生に覆われた広々とした庭に響く嬌声。
せがんで買ってもらったキックボードで遊ぶ腕白そうな男の子と、
その姿を愛情のこもった瞳で見守る母親。
・・・月日は流れ。
男の子は成長し、かのキックボードは誰に乗られることもなく
風雨にさらされ、錆び、朽ち果てる。
しかしその朽ちた風合いや、均整の取れた美しすぎるフォルムに惹かれた人間によって、
すんでのところで捨てられる寸前に引き取られていくのであった。
さらに時は流れ、それが今ここに在る。

そんな物語が浮かんでくる、小さな、随分と古いキックボード。

かつては赤やグリーンに塗られ、色鮮やかであったろう名残も見られる。

ちょっと高いところに飾って、いつまでも眺めていたくなる。

相変わらず奥が深い、size…antiqueにて。