2013年04月29日

そうだ ポストカードキャンペーンに応募しよう


ゴールデンウィークである。
募集が始まっている、トラベラーズポストカードキャンペーンに応募するチャンスである。







では、一通。



  


2013年04月28日

パスポートサイズスターエディションに自作のリフィール


まだ初々しいパスポートサイズスターエディション





それにしては随分太っている。





開けてみると中には革製のリフィールが。



そしてその正体は・・・。

ジャーン!
携帯用文房具セットである。





3種類の革を縫い合わせて作ったリフィール。
セットする文房具に合わせて作ってある。



セットする文房具は、携帯して役立つ全9種類。
左からブラスペン、ブラスペンシル、ノギス肥後ナイフ、クリップ3種(ライオンボールクリップ、ブラスクリップ、ゼムクリップ)、ココフセンカード、メモパッド。

これだけの文房具がスッキリ納まっている。



ん?あまりスッキリとはいえないか・・・(笑)。












レギュラーサイズと共に活躍してもらう。


  


2013年04月26日

アンジュール


UN JOUR,UN CHIEN
ある犬の物語

weekend books にて。





ベルギーの絵本作家、ガブリエル・バンサンの処女作。
全編鉛筆のデッサンのみで台詞はない。

鉛筆一本で描かれたシンプルな描画が、これほどまでの表現力を持ち、見るものをこれほどまで引きつけるとは驚くばかりなのである。












何て切ないんだろう。

ラストシーン。
読み終えても、何か物足りない印象が拭いきれない。
どうしても、あと一枚。

野暮は承知で、自分で描いて挟んでみた。

これでいい。



  


Posted by kaz at 22:04Comments(2)本 雑誌

2013年04月25日

ここまで進化したコンパス くるんパススティック


斬新なデザイン。
ソニックのコンパスの新製品『くるんパススティック』。

先端はキャップで保護され、サイドにはクリップもついている。
持ち運びに便利なモバイルタイプが特長。



キャップを外して広げれば、なるほどコンパスである。



シャープペンタイプで、クリップ部分をノックすることで芯が出る。



また、針を収納して閉じれば、シャープペンにもなるというスグレモノ。
書き心地も違和感なし。




芯の補充はクリップを外して行う。これもメカっぽくて楽しい。







さて肝心のコンパスの使い勝手であるが、これはコンパクトながら従来のくるんパスの「簡単に円が書ける」機能をそのまま踏襲している。

キャップをつまみにセット。



これをつまんで大きく回すことで、捻る動作をしなくても自然にコンパスが傾き、スムーズに綺麗な円が描けるというわけだ。












子供がターゲットのいわゆる学童文具なのであるが、スマートなデザインといい、鮮やかなダイキャスト塗装といい、何よりその使い勝手といい、大人が遊ぶにも十分耐えられる逸品である。







  


2013年04月24日

剣聖宮本武蔵という肥後ナイフ


剣聖宮本武蔵という名のナイフ。
兵庫県三木市にある宮本製作所の製品で、いわゆる肥後守と呼ばれるものである。

肥後守は、刀工が活躍した同田貫で有名な肥後の国に由来した折りたたみ式のナイフの名称。
現在は、やはり三木市にある永尾駒製作所の登録商標なので、これは正式には肥後ナイフである。





さすが肥後ナイフ『剣聖宮本武蔵』を名乗るだけあって、正に日本刀といった風情である。



峰は厚く、切っ先は鋭い。





これで、数百円という価格に驚く。
(もっとも、高級な宮本武蔵は10倍以上の価格のものもあるのだが)

削り心地は抜群である。











歴史を感じるロングセラーである。


  


2013年04月23日

シーリングワックスで遊ぶ


以前から古いシーリングスタンプが欲しくて、アンティークショップなどで探してはいたが、自分のイニシャルのものはなかなか見つからない。

そんな中、トラベラーズファクトリーでチャルカとのコラボ企画「シーリングワックスでカード作り」をやるというニュース。

そして、トラベラーズ日記にはiijimaさんの「シーリングワックスの思い出」が。



こうなると、もうとにかく体験したい。
古いものはまた探すとして、簡単なセットを探して注文してしまった。



ウッドハンドルに、イニシャルは花文字。なかなか渋い。
ワックスも付いているからすぐ使える。








では、早速。



ははは・・・。難しい。







まあ練習して、色々使ってみよう。



  


2013年04月22日

古いフランスの歯車型ナンバースタンプ


歯車の形をした古い木の板。



うっすら“PARIS”。
フランス語で何やら書かれている。

歯車の歯の部分には数字が。







そう。これは古いスタンプ。



数字の間にある“fr”はフランスの通貨単位のフラン。
どうやら商品に値段をつけるためのスタンプのようである。







これが、何ともいい感じの書体なのである。





一体どんな店で、どんな品物に値段をつけていたんだろう。












っていう。


  


2013年04月21日

こだわりのスターフェリーライフブイのトラベラーズチャーム


そして、チャームにも妥協はないという逸品。
ライフブイ。





スターフェリーの救命用ブイ(浮輪)をモチーフに、錫で作られている。







妥協がないというと言うのにはわけがある。

製造ラインの過程で、こんなに面倒くさいことはないだろうという仕上げ方。
錫のブイに、実際に細かくロープが通してあるのである。

タイの女性が手作業でやっているんだろうか。



救命ブイらしく、ロープが長く取ってあるのもこだわりのひとつだろう。
首飾りにも出来そうだ。











吊るしておくだけでも絵になる。





だがしかし、やっぱりトラベラーズチャーム。



  


2013年04月20日

パスポートサイズ5周年記念キャメル スターエディション


4月も後半に来て、まさかのアラジン復活の寒い夜。







そんな夜を待っていたかのように、スターエディションキャメルがやって来た。
何と初々しいことか。



パスポートサイズ発売から5周年記念の限定である。



2年前のキャメルも同じように若かったが、今では随分と貫禄がついたものである。







中には、スターエディションのリフィール。
スターフェリーに徹底的にこだわった。



スターフェリーが航行する香港の地図、スターフェリーの歴史、そして歴史の重みを感じさせるアイテムなどなど・・・。
正に、スターフェリーのガイドブックである。






そしてよく目を凝らしてみると、各ページの下にある印刷。
まるでページがうってあるかのように、歴代のスターフェリーの名前と年代が初代モーニングスターからずっと記されている。
すべてのフェリーに“スター”の名が冠してあるのがわかる。



もちろん最終ページには、“トラベラーズスター”。



いつかこれを携えて、香港を旅する日を夢見る。



そんな遊び心も満載の、5周年記念スターエディションパスポートサイズ。
今後の成長が楽しみだ。












さあ、どんな風に使ってやろうかな。




  


2013年04月19日

トラベラーズブラスペン 歴代限定図鑑


トラベラーズノートの名脇役ブラスペン。
これまで数々の限定モデルがあった。

その歴史を振り返ってみる。



まず限定の第一号は、2010年3月。
青山スパイラルでのイベント『トラベラーズノートと仲間たち』



レギュラー商品の無垢、白、茶にそれぞれプリントされたもの3種。
スタンダードなトラベラーズノートロゴで一番のお気に入りである。
茶だけデザインが違っていて、クラフトエンベロップやスパイラルリングノートのロゴ、らくだとしろくまとカンガルーのイラストが描かれている。
この茶は2011年9月、京都恵文社『トラベラーズノートと仲間たち IN KYOTO』でも販売された。





2011年6月には、ソウルと香港でとイベント限定のトラベラーズエアー柄
現地に行かなくても通販で購入できた。





2012年4月、ファクトリー限定のトラベラーズエアー ブルー
レトロな感じの色合いがいい感じ。





そして2012年10月、トラベラーズファクトリー1周年記念限定のONE MORE TRIP
艶を抑えたマット調のオレンジと、メッキ加工をしないキャプの渋さがいい。







記憶が確かなら、ここにない限定がひとつだけ。
2010年9月、同時代ギャラリーで開催された京都初のイベント限定の『トラベラーズエアー ブルー』
ファクトリー限定よりも濃い青で、これは現地でしか買うことが出来なかったため泣く泣く断念したのを覚えている。
チームトラベラーズの84さんが持っているのをISOTの会場でちらっと見せてもらったのが唯一の慰め・・・。





さて、新入りは今回のトラベラーズスターエディション限定のブラスペンである。



前回のONE MORE TRIPを踏襲したマット調の塗装。
スターフェリーのグリーンにぴったり。

TRAVELER'S STAR EDITIONのステンシル文字。
スタンプと同じ、スターフェリーのイラストとロゴもなかなか渋い。







さらに、まもなく始まる『ブラニフ・インターナショナル』とのコラボイベントでも2色の限定があるらしい。
これもまた楽しみである。










ブラスペンと共に蘇る旅の思い出ってやつもある。


  


2013年04月18日

トラベラーズスターエディションスタンプ


トラベラーズスターエディションのスタンプ。





木のハンドルは、スターフェリーの渋いグリーン。
そして、真鍮の鈍い輝き。





印面は、スターフェリーのイラストと古いロゴ。
消印のようなデザインがトラベラーズらしい。


          










歴代のスタンプと古いスタンプホルダーに。


  


2013年04月17日

革製トラベラーズマグネット


先日の手創り市の革細工職人のブースで面白いものを発見。
それは、手帳を模ったミニサイズのマグネット。

革製なのに、冷蔵庫などにピタッとくっつく。
中に極小強力マグネットが仕込んであるというわけだ。

黄色い革のRHODIAと、縦にゴムのモレスキンがあった。
が、残念ながらトラベラーズノートがない。

じゃあ、作ってしまおうということで・・・。





まず、リフィールになる薄い色の革に穴を開けて、極小超強力ネオジウム磁石をはめ込む。



それに、カバーになる茶の革をかぶせる。



接着剤で固定したら、革紐を巻いて留める。
これで、トラベラーズマグネットの出来上がり!







冷蔵庫にもピタッ。





革の光沢が渋いぜ。


  


Posted by kaz at 23:01Comments(0)革細工

2013年04月16日

ひまわりの種をつまみに


ひまわりの種を戴いた。





ひまわりの種といえば、メジャーリーガーがダッグアウトでぺっぺやっているイメージだが、こいつはトルコ産の名物のようだ。

煎って塩が振りかけられている。





殻を剥くと、中に小さい実がある。
食感はナッツというか、松の実というか、まあそんな感じ。

なかなか剥きにくく、細かい殻が散らかる。
苦労したわりに、小さい実はあまりにも心細いばかりの食べ応え。

でも、塩味も効いていてこれがなかなかなのである。

トルコ人は、これを実に上手に素早く食べるそうだ。
その域に達するには、かなり練習が必要になりそうだ。












ゆっくりバーボンを遣るにはいいつまみである。


  


Posted by kaz at 22:28Comments(0)おいしいもの

2013年04月15日

世界のドア


先日紹介した『世界の窓』の姉妹本、『世界のドア』を早速図書館で見つけてきた。
本当に図書館という存在はありがたい。

ディテール写真資料シリーズ『世界のドア』。





文字通り、世界各国のドアの写真集である。
『世界の窓』と同じく、22カ国300以上のドアの写真が収められている。







ドアは家の顔である。
それだけに、誰しもこだわるアイテムに違いない。

人を導き入れ、時に人の進入を拒む。
ドアには“威厳”という言葉がよく似合う。








この『世界の窓』と『世界のドア』。
実は同じ写真家たちが写している。

世界の12人の写真家が、各国の写真を担当しているようだ。
そんなところも面白い2冊の写真集。





夢のある、素敵な2冊。









  


Posted by kaz at 21:12Comments(0)本 雑誌

2013年04月14日

新緑の下の珈琲屋


由緒ある神社の奥。
新緑で覆われた池のほとりに、その珈琲屋はあった。





お馴染みの『鳥仙珈琲』。
地元で開催の手創り市の出店である。





何やら変わった道具を使ってコーヒーを淹れている。

ハンドドリップにこだわりながらも、なるべく多くの人に淹れたてのコーヒーを飲んでもらおうという想いから考案したのであろう。
イベント限定の自作のハンドドリップスタンドである。

水平器に職人気質が顕れている(笑)。











最高の環境で最高のコーヒーを飲める幸せ。



  


Posted by kaz at 21:11Comments(0)珈琲

2013年04月13日

初代トンボ鉛筆復刻版


トンボ鉛筆完全ブック』付録の最後は、なんと初代トンボ鉛筆復刻版。





1928年、最高級製図用鉛筆としてトンボ鉛筆は誕生する。



その当時のトンボ鉛筆を忠実に復刻。



オリジナルが缶入りだったのに対して付録は紙箱入りだが、デザインはそのままである。



鉛筆は3本入りで、ロゴなどを忠実に再現。







以前紹介した8800は、年表によるとこの初代から8年後の1936年に発売されたものとわかる。



これが、初代とデザインがそっくり!



鉛筆の箔押しのロゴもそっくりだが、こうして比べてみるとやはり当時のもの(写真上)は箔の定着が甘いのがよくわかる。








この付録の復刻版も十分魅力的なのだが、本格的な復刻版も近々正式に販売されるらしい。
ちゃんと1ダースで、缶入り。
当時のままの説明書なんかも復刻されているようだ。

見つけたら買ってしまうだろうなあ。












こうやってメーカーが本格的に復刻版を出すというのは珍しいことだと思うが、文房具ファン、古道具ファンとしてはたまらない。

各メーカーが追随してくれることを願うばかり。



  


2013年04月12日

初代モノ消しゴム復刻版


トンボ鉛筆 完全ブック』の付録、二つめは初代モノ消しゴム復刻版。





モノ消しゴムが初めて登場したのは、1967年。
最高級鉛筆と銘打ったモノ100の1ダース箱に入れられた付属品のプラスチック消しゴムだった。

ホルダーケース入りの両用。懐かしい・・・。



それが大変好評で、2年後の1969年に初めて商品化されたという。
今ではトンボのトレードマークともいえる、青・白・黒のストライプパターンもここで誕生する。





そのモノ消しゴムのデザインをほぼ完全に復刻させたのがこの付録なのである。
そっくり、というか全く同じに見える。



スリーブのデザインやロゴマークはもちろんのこと、当時消しゴム本体に印刷されていたロゴまで忠実に復刻しているという凝りよう。







歴史を感じることのできる、こだわりの逸品。
とても付録とは思えない!


  


2013年04月11日

トンボ鉛筆完全ブック付録 オルノスイフト


『トンボ鉛筆完全ブック』の付録は、いずれも100周年にふさわしい魅力的なものばかり。



まずは、この春に発売されたばかりの最新のボディノックシャープ、『オルノ スイフト』の特別限定仕様モデル。





OLNOは以前もここで紹介した、2011年3月に登場した人気のシャープペンシル。
その上位モデルがこの3月末に発売されている。

従来のモデルに対して、高級感も重量感も遥かにパワーアップしている。



超ロンググリップは柔らかいゴムで手にフィットし、にぎったままちょっと力も加えただけでスムーズにノックできる。





この最新モデルを、100周年限定で特別仕様にしてあるのだ。

ボディノック機構が覗ける窓には、OLNOのロゴの変わりに、100周年を表す『100 CENTENNIAL』の文字。



そして軸の仕上げも蒸着フィルムを使用し、より高級感を出していると言う。










これは付録と言うには余りにも貴重な特別限定OLNOなのである。



  


2013年04月10日

トンボ鉛筆 完全ブック


先月末に発売され、既に話題の『トンボ鉛筆 完全ブック』。
トンボ鉛筆の創立100周年を記念して枻出版社から発刊された。

書店で見つけたので、早速買って帰った。





内容は、130ページにわたるトンボ鉛筆の完全ガイドブックと、豪華付録。







豪華付録については後日触れるとして、完全ブックの中身を一部だけ。

まずは、鉛筆の製造工場の紹介。
製造工程から芯や軸の素材まで、かなり詳しい。


半世紀を越えるロングセラー、黄色い箱の8900。
その三世代徹底比較は資料的な価値が高い。



昭和のトンボは、雑誌広告やリーフレットの写真が満載。
見覚えのあるものもいくつか。



そして最も興味深い、トンボ鉛筆100年の物語。
年表や、ロゴマークの変遷などなど、ネットでもなかなか見つけられない資料がたっぷり。













実に充実した1冊。
こういう本が、文具メーカー各社から出されたらいいのになあ。


  


Posted by kaz at 22:38Comments(0)本 雑誌

2013年04月09日

世界の窓


偶然図書館で見つけた、ディテール写真資料シリーズ『世界の窓』 グラフィック社刊。





世界22カ国、新旧300以上の窓の写真を集めてある。

窓とは・・・。
広辞苑には「採光または通風の目的で、壁または屋根にあけた開口部。」とあるが、この写真集を見る限りその目的は「建物を飾る」ことの方に重きを置いているとしか思えなくなってくるのである。














家という限られた空間と無限の外界をつなぐ窓、時として景色を縁取る窓というものが、古今東西重要視されてきたことを思い知らされる1冊。

ぼんやり眺めているだけでも楽しい。





巻末に紹介されていた、同シリーズのこれも気になるなあ。



  


Posted by kaz at 22:55Comments(0)本 雑誌