2011年01月31日

香港製のランプ?



古いランプ。





渋く闇を照らす。





珍しいMADE IN HONG KONG。












という鉛筆削りなのである。



size…antiqueにて。  


2011年01月30日

オールドケメックスの一杯

待望の休日の朝。

ゆったりとした気持ちで淹れる一杯の珈琲。

しかも憧れのケメックスで。







ゆっくり挽いた豆をフィルターにいれ、



コーヒーポットで湯を注いで暫し蒸らす。



慣れないコーヒーポットの取り回しもぎこちなく、徐々に落としていく。
あわてないあわてない。







出来た!
ケメックス第一号のハンドドリップ珈琲。





ファイヤーキングのマグカップでご機嫌な一杯だ。





段々、もっと上手に淹れられるようになろう。





本日の豆は、新春ほろ苦ブレンド by鳥仙珈琲。



  


Posted by kaz at 21:57Comments(0)珈琲

2011年01月29日

ケメックス専用フィルター

ケメックス用の紙フィルターが届いた。






1枚取り出してみると、4つに折りたたまれた四角い紙である。







これをどう使うのかと説明書きを見てみると・・・。



・・・英語である。





何となく雰囲気からこんな感じに使うようだ。




実にシンプル。
これできっと明日の朝は飛び切り美味しい珈琲が飲めるはずだ。

  


Posted by kaz at 23:29Comments(0)珈琲

2011年01月28日

ケメックスがやって来た

以前から、「いつかは・・・」と思っていたケメックス。

最近おいしいコーヒーに出会い、その想いが再燃。

このコーヒーはハンドドリップで淹れたい。
ハンドドリップならケメックス。
ケメックスならハンドブロウ。
どうせならPYREXとのダブルネームのヴィンテージを。

何日か探し続けてようやく出会えた。



ケメックスは、ドイツ生まれの化学者シュラムボームがアメリカ移住後の1940年に、
実験器具をヒントに考案したコーヒーメーカー。
そのシンプルなデザインと優れた機能性から、現在まで世界中で愛用されている。
その中でも貴重な、恐らく60年代のもの。





ハンドブロウ(手吹き)による分厚いガラスはずっしりと重く存在感抜群。
温もりすら感じられる。
現行モデルにはない、3つの脚がお洒落だ。







PYREX製のガラスであることを示す刻印は、
“CHEMEX U.S. PATENT 2.411.340 MADE IN USA FROM PYREX BRAND GLASS”。







ちょっと色褪せたウッドカラーも、硬くなってしまった革紐も当時のオリジナルのようだ。







今からこの週末が楽しみだ。

その頃には専用のフィルターも届いている。
  


2011年01月27日

書斎ブックギャラリー

書斎の小さい本立てには、最近のお気に入りの本だけを並べていたのだが、
それがいよいよいっぱいになってきた。

そこで、以前本を立てていた古い道具箱を本立てに復活させることにした。

そうしたら随分余裕が出来たので、念願のギャラリー風に。







主にweekend booksからやって来た本が中心の本立て。





その横の道具箱には、以前紹介した『Secret Plases』を開いてディスプレイ。
照明を当てていい感じ。






また本が増えるまでの、期間限定のブックギャラリーである。

  


2011年01月26日

ヴィクトリア朝のアイロンスタンド



熱したアイロンを乗せるためのアイロンスタンド。
ヴィクトリア朝というから100年以上を経たものになる。







小ぶりながらも、3本の脚で支える抜群の安定性。
鉄アレイのようなアイロンもしっかりと受け止める。
その実用性に、美しいデザインを兼ね備える。
錆びた鉄の風合いも愛おしい。





このアンティークを何に使おうか・・・?










やっぱりこれしかないか。



  


2011年01月25日

錆びた鉄塊

近所の道端に落ちていた小さな鉄の塊。
いつの間にかこんなものに魅力を感じるようになってしまった。







赤茶けた錆。







意味ありげに刻まれた16。







本来何だったのか。
いつからそこに転がっていたのか。

おそらくかつては何らかの役目を果たしていたであろう小さな鉄の塊。







まさかこんな風に飾られるとは思ってもいなかっただろうに、
何故かちょっと様になっている。


  
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2011年01月24日

古い水道の蛇口



古い蛇口がひとつ転がっている。

蛇口なので転がっていても用を足さない。
壁などから出ていないと様にならないのである。





というわけで、取り付けてみる。







そう。いい感じだ。







うん。実に美しい。

捻れば琥珀色の液体が出て来てもおかしくないセクシーフォルムなのである。












やっぱり。







なるほど。12年か。

  


2011年01月23日

大正16年?

グラフィック』と一緒にファイルされていた同時期の國際情報社発行の雑誌『國際冩眞情報』。








その新春の壹月號。



あれ!!!
大正十六年???
しかも手書きで昭和弐年に訂正されている。

そう、大正時代は15年までで16年は存在しない。
これはなぜに?
印刷ミスか?





実は、この國際冩眞情報壹月號の印刷納本が大正15年12月25日。





奇しくも、大正天皇の崩御当日だったのである。

当然新しい元号などは決まっておらず、来月は当たり前に大正16年1月になるはずであった。





この壹月號の中には大正天皇のご病気の回復を祈る人々の記事。






そして翌月の昭和二年二月号は『新帝登極記念號』となるのであった。







そんな時代の変わり目の瞬間を残す貴重な資料。
  


2011年01月22日

未來の紐育市

以前紹介した、大正15年発行の雑誌『グラフィック』。

その、12月号に面白い記事を発見した。











今をさかのぼること84年前の1926年に『米國の書家フェリス君と云ふのが』想像した、
『未來の紐育(ニューヨーク)市』の様子である。
ここで想像した『未來』が2011年の今現在より前なのか先なのかは不明であるのだが・・・。



『未來の紐育市』の『摩天閣』は『屋根と屋根とを連結した橋梁を架して聨絡』し、
地名も『何町何階通り』と呼ばれる。

そして、人々は『小型飛行機』で自由に行き来出来るというのだ。





こうして、『自働車はあまり用をなさず』、『陰氣臭ひ地下鐡道などは姿をかくして』しまうのである。



ちなみにこの『小型飛行機』の交通ルールまで予想がされている。

『又此の小型飛行機に依る交通は普通のものは人道上數寸の上を飛行して行き急を要するものは上空を飛行すると云ふ方法である』



何とも夢のあるこんな『未來』が、やがては訪れるのであろうか?  


2011年01月21日

金曜日はプレモルの日

ということで、贅沢な晩酌。







この一杯のために生きてるんだなあ、と感じる瞬間。
















そして、2杯目や3杯目のためにも生きている・・・。

  


Posted by kaz at 21:33Comments(0)おいしいもの

2011年01月20日

ハワイの古いエンボッサー



エンボッサーは書類などに文字やロゴが浮き出るように型押しする道具。







凸型と凹型のプレートに用紙を挟んで圧し、文字などを浮き出させる仕組みだ。








HAWAII ACCEPTANCE CORP.
CORPORATE
SEAL
HAWAII






かなり古いもののようだが、年代などは不明。
塗装の剥げ落ち具合がそそられる。





南国ハワイで使われていたんだなあ。
想いは太平洋を越えてワイキキへ。

行ったことないけど・・・。

  


2011年01月19日

クレーン男



クレーン男

ライナー・チムニク 文・画
矢川澄子 訳
パロル舎





男のロマンと風刺と・・・。
「一所懸命」という言葉の意味を思い知らされる。
大人の絵本。







竹を割ったような装丁に、竹を割ったような男の物語。







仕事とは何か、なんて今更ながら考えさせられてしまう。
読むのが遅い自分にしては、一気に読んでしまった。

忘れないようにトラベラーズノートに記録しておこう。

  


Posted by kaz at 23:03Comments(2)本 雑誌

2011年01月18日

1×1=2

以前、weekend booksで紹介していただいた1冊。



1×1=2

1+1=2ではない。
「たす」は独立した1同士が、2の中で混ざらずに変わらず独立した存在のままである。
「かける」は1と1が合体してしまって分かちがたくあり、それでいながら2つの個性が存在している。







ふたりに共通するものは、ものを愛しむ心。

物は壊れ、腐り、汚れるものだ。我々は、物がもつそのような
負の部分を通常、排除しようとしている。図と地でいえば、図
の部分しか見ていない。しかし、物質の実相は、その負の部分
にこそある。そして私たちは、それらに直接触れていることに
気がつかないだけだ。








芸術とかデザインとか、難しいことはよくわからないが、
ここには何か感覚的に共感するものがあるような気がする。
  


Posted by kaz at 22:50Comments(2)本 雑誌

2011年01月17日

すごい文房具

昨今の文房具ブームは嬉しい限りである。
注目され売れるようになると、それだけ画期的な新製品も多く出てくる。

そんな中、こんな雑誌を貸してただいた。



KKベストセラーズ発行の CIRCUS 11月号増刊 『すごい文房具』。
昨年発売されたものだが、今日まで知らなかった。



「あなたの知らないところで、文房具はここまで進化していた!」の副題を付け、
アイデアに富んだ様々な文房具を紹介している。

企画記事も大変興味深いものが多い。



ここで紹介したものもいくつか掲載されていた。





もちろん、トラベラーズノートや、



ブラスプロダクトも。







また今年もどんな文房具が誕生するのか、楽しみだ。

  


Posted by kaz at 21:06Comments(0)本 雑誌

2011年01月16日

鳥仙珈琲

以前、地元のイベントに参加していた珈琲店で飲ませていただいたコーヒーが美味しくて、
ずっと気になっていたのだが、今日初めて実店舗に伺うことができた。



鳥仙珈琲
トリセンコーヒーと読む。



店内に入るとコーヒーのいい香りが漂う中に、ローストされたばかりの豆の入った瓶が
所狭しと並んでいる。
その向こうには赤いピカピカの焙煎機が。

そう、ここは喫茶店ではなくコーヒーロースターの店なのである。







ご主人にあいさつすると、なんと2か月も前のイベント会場でお会いしたことを
覚えていてくれた。
あの日1日で百人以上のお客にコーヒーを淹れていたはずなのに、驚いた。



今日も、その時と同じように美味しい1杯を淹れていただいた。

ここでは気になるコーヒーをその場で豆を挽き、
ドリップしたてで試飲させてくれるのである。





ゆっくりと話もさせていただき、美味しいコーヒーもごちそうになり、
とてもいい時間が過ごせた。





今回はストレートコーヒーとブレンドコーヒーを1種類ずつ。





大切に飲ませていただこう。

  


Posted by kaz at 20:38Comments(0)珈琲

2011年01月15日

Maker's Mark 蒸留所の樽に

昨日の贈り物が届いて はっ! と思い出したことがある。

そう、Maker's Markのアンバサダーに登録しようと思った最大の特典のことだ。
蒸留所の樽のひとつに自分の名前が掲げられているはずだ。



早速Maker's MarkのHPからアンバサダーサイトにログイン。


・・・


・・・


・・・





うおおっ!あった!!!





遠くアメリカ ケンタッキー州はロレットの蒸留所に自分の名前入りの樽がある。
その樽では今もMaker's Markが熟成されているのである。

感激だなあ。


  


Posted by kaz at 21:15Comments(0)バーボン

2011年01月14日

Maker's Markからの贈り物



突然荷物が届いた。





スイスのチューリッヒからみたいだ。
スイスに知り合いはいないなあ。





と思っていたら、Maker's Markからだった。

そう、以前紹介したアンバサダーの特典のようだ。







ジャーン!
なんと、丸い氷のできる製氷器だ。



Maker's Markのロゴ入りでお洒落。





早速作ってみた。

おおっ!
氷の表面にうっすらとMaker's Markのロゴが。







何ともいかしたプレゼントである。


  


Posted by kaz at 22:15Comments(0)バーボン

2011年01月13日

E. C. Atkins & Co., Inc. 真鍮の缶

E. C. Atkins & Co., Inc.は、150年以上の歴史を持つ、
アメリカはインディアナ州にある、のこぎりなどの工具を作ってきたメーカー。








その名前とロゴマークが刻まれた、直径3cmもない小さな真鍮の缶。




SILVER SOLDER 

のこぎりの修理用のはんだが入っていたのだろう。





何年くらい前のものなのか、真鍮はいい具合に歳を取っている。







ただ、空気に触れにくい内部はまだ若い。







以前、size…antiqueで譲ってもらったもの。

こんな小さな缶にも歴史がある。







真鍮の魅力は、経年変化の楽しみ。  


2011年01月12日

超豪華な存在感



古代エジプトの宮殿に迷い込んだ。







壁画に込められた意味とは・・・?







背後に廻り込んでみるが謎である。







それは神のみぞ知る。












そんな夢を見そうな、これは豪華なペン置き。
ずっしりと重い真鍮製。



インク瓶が納まる壺も豪華な蓋が付いている。



ドイツ製とのことだが、年代は不明。


豪華な店構えのshop363にて発掘。







ちょっとリッチな気分。