2010年10月28日

ミクロの世界を覗く繰出し式鉛筆

RERARERAに行ったら、奥から嬉しそうに何か出してきた。



一見、何の変哲もない古い繰出し式のシャープペンシルである。



「ほらほら」と、風邪っぴきのくせにさらに嬉しそうだ。

よく見ると、軸の部分に穴が開いていて、
バネ仕掛けでその穴を押し広げられるようになっている。





さらに、天冠の部分に覗き穴のようなものが。






軸の中には、こんなものが隠されてもいるのだ。






ここでもう気づいたと思うが、
これ、なんと顕微鏡なのである。

シャープペンに顕微鏡を合体させるという、なんとも大胆な発想だ。



中から出てきた2枚のガラスは、プレパラート。
間に何か対象物を挟んで、軸の穴に差し込む。



光にかざして覗き込めば拡大された画像が見れるという優れものなのだ。





では、早速ということで・・・。



たまねぎの皮を挟んでみた。

小学校の頃見たような記憶があるが、どんなふうに見えるかな?










おおっ、すげえ!