2013年08月31日
トラベラーズコースター キャメル
愛用のトラベラーズコースター。
トラベラーズファクトリーのオープンの時からだから、かれこれ2年近く毎日使っている。
昨日はラナパーを塗ったので、益々ツヤツヤである。

で、今回はキャメルが仲間に加わった。

恐らく茶よりも豊かな経年変化を愉しんでみようと思う。

ちなみに、ファクトリーのオープン記念のキャメルは、一回だけ使った痕を残して以来、もったいなくて使えない。

2013年08月30日
ラナパーでトラベラーズノートのお手入れ
トラベラーズノートは使えば使うほど、自然に味が出る。
だから革のケアなんてあんまり考えない。
と、今までは思っていた。

そんな中、トラベラーズファクトリーでは、ラナパーなるレザートリートメントを扱っていることも知ってはいた。
そういえば、野球のグローブは時々ワックスをかけている。
やっぱり、革製品は手入れがいるのではないかと思い、そのラナパーを購入してみた。

早速開封し、恐る恐る塗ってみる。

よく伸びて塗りやすい。
それに、塗った側からしっとりと革が生き返る感じだ。
右半分が縫った後である。

キャメルもいい感じ。


茶色が深くなり、艶が増す。
何と言ったらいいのか、凄みが増した感じだ。
今までバーボンでコーティングしてきたトラベラーズコースターも、ツヤツヤでご機嫌!みたいな。

2013年08月28日
地球儀のデスクカレンダーがいい感じ
地球儀がモチーフの古いデスクカレンダーである。

実にいい雰囲気である。
今日28日は、南北アメリカ大陸を望む太平洋に、
明日29日をめくると、ユーラシア大陸とアフリカ大陸に挟まれたインド洋に日にちが出る。


適度な重量感があり、経年変化でかもし出された味わいは古道具ならではのよさ。

以前紹介した日本製のデスクカレンダーと同じタイプで、月替わりのときに出るメッセージも同じ。
今回の地球儀は、月表示がないので“CHANGE MONTH”の部分は空白。

旅心を感じさせる逸品なのである。

2013年08月27日
つんどくを打破しよう
「いつか読む、いつか読む」で、後回しにしている未読の本が気づけば数冊、本立てに並んでいる。
“つんどく”というやつである。

ちなみに、“つんどく(積読)”は、結構古い言葉で、明治の頃にできた言葉のようだ。
ちゃんと広辞苑にも載っている。

なにはともあれ、読書の秋も近いのである。
ゆっくり読むことにしよう。
トラベラーズファクトリーの『TRAVELER'S BOOKS 読書月間』もあしたから始まる。

2013年08月26日
夏の終り
君と二人で歩いた 浜辺の思い出
あの時二人で語った 浜辺の思い出
ああもう恋などしない
誰にも告げず ただ波の音だけ
さみしく聞こえる
・・・ ・・・
『夏の終り』 キャロル
あの時二人で語った 浜辺の思い出
ああもう恋などしない
誰にも告げず ただ波の音だけ
さみしく聞こえる
・・・ ・・・
『夏の終り』 キャロル
あんなに暑かった夏も、もう終りなのか。
そんな気がした一日。
2013年08月25日
暑気払いに蒲焼
暑気払いにちょっと贅沢して、今宵は蒲焼をば。
これは何と立派な!
恐らく国産の最高級品。

こいつはひとつ、やっぱりうな丼だろう。
うなぎがうなぎ登りに高騰する中、なんて贅沢な。
タレをたっぷりかけて、山椒もかけて。
う~ん、芳しい香り♪
では、早速一口。

・・・、・・・ん?
食感が・・・、なにか違うような・・・。
そして見せられたのは。

なに!?
トウフちゃん蒲焼だと!?
お豆腐で作ったヘルシー蒲焼だと!?
なんともリアルでおいしい、ビックリ蒲焼なのであった。

2013年08月24日
無責任な色鉛筆
世の中には変わった人間がいるかと思えば、変わった色鉛筆もあるようで。
まずこれ。
ドイツのLYRAのCOLOR-GIANTS 4color。

1本の芯が青、黄、赤、緑の4色から出来ている。


ちゃんと狙って描けば、それぞれの色が単独で出せる。

でも本来は、ランダムに出てくる色を愉しむ色鉛筆なのだろう。

そして、これ。
チェコのKOH-I-NOORのMAGIC。

こいつは、赤、青、黄の3色が1本の芯の中に不規則に混ざっている。

だから、同じ角度で描き続けても次々に違った色が出てくるという無責任な色鉛筆である。

これは楽しい。

芸術っぽい・・・?

2013年08月23日
世界で一番美しいレントゲン図鑑
世界で一番美しいレントゲン図鑑。
写真 Nick Veasey
発行 ㈱エクスナレッジ

文字通り、美しいレントゲン写真の数々である。

ニックは、セキュリティ用スキャナやX線の装置を用いて、日常の風景の内側を透かして出し、美しく不思議な写真を作り出す。これまでにも科学技術を駆使した印象的なアートはあったが、テクノロジーと美の関係をさらに一歩進め、日用品や動植物、衣類といったありふれたものの内面にある繊細な美をあぶりだすことに成功している。・・・

日用品。

動植物。

人物。

現場ではX線を照射するため、ガイガーカウンターを使用し安全を確保しながらの撮影だったとのこと。
正に命がけの作品といえよう。
ブラジャー・・・っていう。

2013年08月22日
TRAVELER'S BOOKS 読書月間イベント
TRAVELER'S BOOKS 読書月間イベント
~「weekend books」の本と「irodori」の焼き菓子で心の旅を。
昨年に引き続き、今年もweekend booksがトラベラーズファクトリーに登場する。
weekend booksとトラベラーズファクトリーの夢の共演の再来である。
あわせて開催される企画展「TRAVELER'S BOOKS 旅を愛する人たちへ」も楽しみだ。
昨年12月にweekend booksで開催された企画展「A gift - あの人に、この本を。」の続編という位置づけだ。
9月14日。
今年も行けるといいなあ。
今のところ微妙・・・。

2013年08月21日
トンボ鉛筆創立100周年記念サイトにあの鉛筆削りが
今年創立100周年を迎えたトンボ鉛筆の公式サイトに、興味深いコーナーを発見。
『トンボ鉛筆創立100周年記念サイト』がそれである。
その中でも、『トンボのキセキ』は、今までにないほど詳しい資料が見られて面白い。
ざっと見ていたら、見覚えのある鉛筆削りを見つけた!
以前紹介した、トンボの鉛筆削りとそっくりな画像である。
若干デザインが違うようだが、特徴的な黄色のボディなど、ほぼ同じ頃の製品と思って間違いなさそうだ。
これと出会った当時は、資料が見つからず年代も分からずじまいだったが、これで少しすっきりした。

1952年鉛筆削り器「408」
トンボ第1号の手回し式鉛筆削り器。
米国製CHICAGOタイプ(APSCO社製)の削り器を参考に商品化した。
との説明がある。やっぱり、アメリカのを真似したんだなあ。
この第1号が「408」。
手元にあるやつは「No.400」。
これの意味は???である。

いずれにしても、貴重感がちょっと増した感じだ。

2013年08月20日
携帯用コーヒーミル TRAMP
携帯用のコーヒーミルである。

チェコスロバキアの“TRAMP”。
恐らく70、80年くらいは経つ古いものだが、実に綺麗な状態で、箱まで残っている。

いい雰囲気である。

携帯用だけあって、軽くて丈夫なベークライト製。
ハンドルも外して、底に収納できる。

豆は一度にせいぜい1、2杯分しか入らないが、まあアウトドアでは十分だろう。

では、早速。

旨い。

2013年08月19日
3代目カシオミニ CM-602
再び、答え一発カシオミニ。

以前ここで紹介したCM-603よりも1つ前、3代目のカシオミニCM-602である。
発売は、カシオミニデビューから9ヵ月後の1973年5月。
この機種で、カシオミニは100万台突破の偉業を達成することになる。

3代目にして初めて小数を使うことができるようになる。
ただ、次の4代目CM-603が完全不動小数点方式だったのに対して、整数のみか小数を使うかの切替えスイッチがついている。

しかも桁数は、小数第2位までという代物であった。

ボディは、小数切り替えスイッチの有無以外はCM-603と全く同じ。
先代までの丸型のキーが、四角に代わったのもここから。

こうなると、初代と2代目のカシオミニにも会いたくなってくるなあ。

2013年08月18日
IDLのボールクリップ
ボールクリップである。

ボールベアリングの働きで、動きがスムーズなのである。

ボールクリップといえば、ライオン事務器と、Esterbrook社のものがあるが、今回“IDL”という表記のあるボールクリップを発見した。
デザインは、やはりLIONともEsterbrookとも酷似している。
IDLはメーカー名なのだろうか?“JAPAN”の表記があるので日本製なのだが、IDLは初耳である。
今ではほとんど見かけないこのボールクリップ。
もしかして当時は他にも何社かが作っていたりするのであろうか。

ボールクリップ三兄弟である。

2013年08月17日
蝋引きの宝箱
お洒落な古道具屋、鎌倉のFIVE FROM THE GROUNDのガレージセールにて。
蝋引きの箱に入った宝物。
ひとつひとつは一見何でもないもののようだが、その雰囲気でワクワクしてしまう。

まずこれは、オルゴール。
しっとりとしたバラード。
曲名は、ちょっと知らないかな・・・みたいな。

こいつはマッチラベルなのかな?
交通安全よろしく・・・みたいな。

こちらは実用的なネジ巻き。
今日も一日分のネジを巻いてくれ・・・みたいな。

まだまだある。
ばあちゃんの丸めがね。
ケースも超渋い・・・みたいな。

なにかに投影したのか、英文字がびっしり並んだフィルム。
なんなんだ、この存在感は・・・みたいな。

そして最後はトミカ!
ロマン満載のオフロードダンプ。
いくつになっても、男はミニカーが大好き・・・みたいな。

こんなの、いくら見てても飽きない。

2013年08月16日
富士山と三保の松原の本立て
その、Antique Cafe Roadでこんな本立てを見つけた。

随分古いが、
いい感じである。

お気に入りはこの引き出し。
取っ手がいい。

そして、富士山と三保の松原を模ったかのような透かし彫り。
正に日本の原風景がここにある。


これの元の持ち主は、縣立袋井商業学校の平松くん。

今から84年前の昭和4年に購入したようだ。
英語が得意な平松君の嬉しそうな文字が微笑ましい。

健さんの本を並べてみる。

2013年08月15日
Antique Cafe Roadで名波一巳油彩画展
Antique Cafe Roadへ。
ちょうど絵画展をやってるという。
絵画を鑑賞する前に、ちょっと腹ごしらえして。
川辺のテラス席は、涼しい。
名波一巳油彩画展。
とても油絵とは思えない。
今にも水音が聞こえてきそうである。


カフェのテラス席間近の山の斜面に絵を展示することもあるという。
秘境のAntique Cafe Roadは避暑にもお勧めの古道具カフェである。
2013年08月14日
男としての人生とアクセスノートブック
以前紹介した、木村久邇典著『男としての人生-山本周五郎のヒーローたち』。

山本周五郎は、その作品の中で登場させた男たちに自らの理想の生き方投影させる。
それを、山本周五郎の研究者の第一人者である木村久邇典が解説するというやつである。

こいつがとっくに廃版で、いくら探しても見つからない。
まして、高倉健さんが常に持ち歩き愛読しているという報道をされてからは、図書館でも予約が長蛇の列なのである。
それをついに手にすることが出来た。
やっと図書館の順番が廻って来たというわけだ。

さて、貸し出し期間は2週間。
読むのは簡単だが、返してしまったらもう読むことが出来ない。
健さんのように、いつも手元に置いておくことはできないだろうか。
そこで、思いついた!
文具王のアクセスノートブック。

アクセスノートは、本文ページが28×40文字×200頁=224,000文字。

そして、『男としての人生』は、マックスで17×42文字×250頁=178,500文字。

じゃあ、書き写してしまおう!
ということで・・・。

インデックスページには目次を。

それにリンクさせて本文を書き写していく。
これはまるで、“写経”のようだ。
在るべき男の姿を、一文字ずつ万年筆で書き写す。

根気のいる作業になる。
図書館の貸し出し期間2週間で書き写せるのは、多分せいぜい40~50ページほどか。
簡単に計算して、5、6回ほど借りないとすべてを書き写せない。
まだ予約が並んでる中、完成させるのには一年以上は掛かりそうである。
だがしかし、これが完成した暁には自分だけの『男としての人生』を手に入れることが出来るのだ!
目次から各章にアクセスしやすい、自分だけのオリジナルアクセスブックになる。

その日を夢見て、コツコツ頑張ろう。
新たな目標が出来た。

2013年08月13日
錆びたブリキの鯉と硬くなったホームラン消しゴム
ブリキの鯉。
錆び錆びである。

元々は綺麗に彩色されていたであろう痕跡が見られる。

正面からの図。
なかなかかわいい。

こいつ、ゼンマイを巻いてやれば、今でも走ることが出来るのだろうか。

変わって、すっかり硬くなってしまった消しゴム3個。
メーカーも年代も分からないが、全くの未使用デッドストックである。

昔のダブダブのユニフォームで、ホームランをかっ飛ばしている絵が描いてある。

一度も使われないまま、本来の役割を果たすことが出来なくなってしまった消しゴム。
「いいこ、いいこ」と眺めていてやろう。


錆びたブリキの鯉と硬くなったホームラン消しゴム。
shop363らしい哀愁漂う逸品たち。

錆び錆びである。

元々は綺麗に彩色されていたであろう痕跡が見られる。

正面からの図。
なかなかかわいい。

こいつ、ゼンマイを巻いてやれば、今でも走ることが出来るのだろうか。

変わって、すっかり硬くなってしまった消しゴム3個。
メーカーも年代も分からないが、全くの未使用デッドストックである。

昔のダブダブのユニフォームで、ホームランをかっ飛ばしている絵が描いてある。

一度も使われないまま、本来の役割を果たすことが出来なくなってしまった消しゴム。
「いいこ、いいこ」と眺めていてやろう。


錆びたブリキの鯉と硬くなったホームラン消しゴム。
shop363らしい哀愁漂う逸品たち。
