2010年04月12日

ブラス製の望遠鏡で見えるもの

よく晴れた日。
海辺に立って、水平線の彼方を眺める。
どこまでも青い海。

海と空がつながる辺り、
肉眼では見えないものがこの望遠鏡では見える。

すぐそこの遠い場所。

そう、それは自分の背中。






ずっしりとした重量感。
年月を感じさせる、ブラスの鈍い輝き。
随所に使われている調整ネジや目盛り。
これを男のロマンと呼ばずして、何をロマンと呼べばいいんだろうか。

かつて男たちは、これで一体何を見ていたのだろう?







先週の彫刻機に続き、これもサイズアンティークによるもの。
昨日はいつもの店舗でなく、イベント会場であるにもかかわらず、
Hさんは例のごとく箱の中から厳かに取り出すと、恭しく運んでくる。
「ほら、こんなのツボでしょう?」的な笑顔とともに・・・。

一応迷ってはみたものの、こんなのいつまた出会えるかわからないし、
何よりそのフォルムに一目ぼれしてしまったので、もうだめだ。

後日紹介する予定のもう一品(これがまた渋いのでお楽しみに)とともにお買い上げ。
今月のお小遣いが、早くも底をついた。

それでも、随分おまけしていただき、感謝感謝。






この望遠鏡、見た目だけでなく、性能も非常に優れていて、
近くから遠くまで、よくピントが合う。
今度の旅に、持って行ってみようか。




バーボン片手に、いつまでも眺めていたい。