2012年08月16日
チャリンコ一人旅 in summer
知らない路地を曲がったら、それが旅の始まり。
ということで、愛車『ワンタッチピクニカ』にまたがり、チャリンコ一人旅に出掛けた。
とにかく通ったことのない道、車が入れない路地、一方通行の逆走をテーマに、走り続けた。

快調に飛ばし、約1時間で目的地の霊山寺のふもとに到着。

ここからはチャリンコを置いて、本堂まで約15分の山登りである。
この頃から日差しが強くなり始め、汗が噴出す。

仁王門が見えてきた。
500年ほど前の永正13年建立で、国の重要文化財である。
仁王さんの迫力に見入ってしまう。

ここまで来れば、そのすぐ上が本堂だ。
ようやく到着。

本堂前からは、遠く海まで見渡すことが出来た。

そうだ、このまま海まで行ってみようか。
山を下りたら再び愛車にまたがり、針路を南へ。
日差しはきついが、風を切る感覚が気持ちいい。
次郎長の生家を過ぎる頃には、潮の香りがしてきた。
そして、ついに海にたどり着く。

かつては造船で活気溢れた街。
国鉄の線路跡は、歩道と自転車道に作り変えられ、
格好のサイクリングコースになっている。
記憶が正しければ、そこからやや外れたところにあったはず。
やっぱりあった!
塚間の渡し。
渡し舟、つまり水上バスである。
これに乗って、帰りはショートカット。
束の間だが、快適な海の旅になった。

あとは一路家路に向かう。
が、わずか12.5インチのミニタイヤのワンタッチピクニカは長旅にはきつい。
後半はかなりバテバテ。
案の定、途中でガス欠に。
しばし給油するのであった。

総距離およそ35km。時間にして約5時間半の無謀な旅であった。
Posted by kaz at 20:19│Comments(0)
│日常の中にある旅