2011年06月02日

黒いカバン

泉谷しげるの歌に出てきそうな黒いカバン。





革張りで、かなりしっかりとした作りである。
恐らく戦前のものと思われるが、状態もいい。
両脇にも留具が付いているので、型も崩れにくいのだろう。
所々擦り切れたり色褪せたりした革の感じが、味のある表情を醸し出している。





中を開けると変わったネームタグが貼られている。





『ーダイサ姫月』?

今では聞かないが、明治時代に豊橋で創業された会社のようだ。
その月姫サイダーの営業マンが持ち歩いたものなのだろうか?








RERA RERA RU.にて一目惚れして譲っていただいたのだが、
後で中をよく調べてみると、ポケットに何か入っているのを発見!!



古い名刺が二枚。



やはり、このカバンにも物語があったのだ。



続く・・・。