2012年05月21日
天浜線の旅 その2 機関車転車台
今回の天浜線の旅の一番の目的は、この駅にあった。
天竜二俣駅本屋内にある、ラーメン屋『ホームラン軒』・・・ではない。
駅構内に残され、いまだ現役で活躍している機関車転車台と、扇形車庫である。
機関車転車台は、かつて活躍した蒸気機関車を載せ、台を回転させることで機関車の方向を転換させた。当時は手動で台を回していたようだ。
今では電動になったが、ホームからの電車の方向を変えて扇形車庫へと導く。
巨大な車体をゆっくりと回転させていく光景は雄大で圧巻である。
資料館にあった模型を見るとその位置関係が分かりやすい。
どちらも昭和15年に建設され、国の登録有形文化財に登録されている。

この外にも、天竜二俣駅構内には計10の有形文化財があり、
それらを含む、創業当時からの古い様々な施設を見学するツアーが用意されている。
天浜線を訪れることがあれば、ここの見学ツアーは必須である。
見学記念の硬券が発行されるのも嬉しい。
