2011年08月07日
孤独を愛するピーベリー
コーヒー豆は、コーヒー果実の種子である。
通常ふたつ抱き合ったように果肉に包まれているようだ。
そのため、豆の片面が平らになり、フラットビーンと呼ばれる。
ところが稀に、種子がひとつだけのものがある。
一種の奇形で、確立は3~5%程という。
この豆はピーベリーと呼ばれる。
一般的に、ピーベリーは小粒で丸い。
その形状からフラットビーンとは焙煎時に熱の伝わり方が違うのか、
ピーベリーだけを集めて焙煎されたものが珍重されることも。

先日鳥仙珈琲で教わって、興味津々のピーベリー。
ちょっと探したらこれだけ見つかった。

孤独を愛し、身を削って香りを残す。
群れない男。
豆の中のの豆、ピーベリー。
