2012年10月10日
真鍮製の蛇口 美の饗宴
真鍮製の蛇口。
欧州で使われていた古いものらしい。

鈍い真鍮の輝きに魅せられる。
滑らかな曲線美はセクシーでさえある。




取っ手に刻まれた文字や数字は何を表すのだろうか。


以前紹介した蛇口と並んで美の饗宴。

2012年10月09日
人間万事塞翁が馬
朝のラジオで「じんかんばんじさいおうがうま」とアナウンサーが言った。
確かに「じんかん」と言った。
「人間をじんかんと読むとは、朝から弛んでる。
FMは気取ってカタカナばっかり使ってるから肝心の日本語がなってない!」
と一度は憤ってみたものの、気になってネットで検索してみた。
そうしたら、『人間万事塞翁が馬』の“人間”は、「にんげん」と「じんかん」の2種類の読み方があるようだ。
“ひと”を表す「にんげん」に対して、「じんかん」は“世間”のことをいうらしい。
したがって、読み方で微妙に意味の取り方も違ってくることになる。
どちらが本来正しいのかは別にして、「じんかん」という読み方があることも知らずにアナウンサーの揚げ足を取ろうとした己を恥じた。
人間(にんげん)、謙虚さを失ってはいけない。
だがしかし、そんな自分の恥を晒したことで、知らなかったひとつの常識を知ることが出来た。
人間万事塞翁が馬なのである。

2012年10月08日
上州の旅
今回の旅は上州。
秋を満喫する旅であった。
紅葉には少し早かったものの、山の空気は紛れもなく秋であった。
温泉につかり、旨いビールを飲み、季節の果物や野菜をたらふく食って・・・。
正に命の洗濯。
2012年10月07日
2012年10月06日
2012年10月05日
鳥仙珈琲 2周年
大好きな、自家焙煎珈琲豆販売所『鳥仙珈琲』が、この10月2日で2周年を迎えた。

いつでも店内には、珈琲のいい香りと、店主ご夫妻の暖かい空気で満たされている。
居心地がよく、試飲させていただきながらついつい長居してしまう。
思えば、自分の好みを知ってくれている行きつけの珈琲豆屋さんがあるというのは、
贅沢で幸せなことだ。
週末にだけ、お気に入りの豆を、手回しのミルで挽いて、ハンドドリップで煎れる。
そんな豊かな時間を与えてくれる『鳥仙珈琲』に感謝感謝なのである。

2012年10月04日
真赤なフィアット
3年前に見たとき すごくイカした野郎乗せ
真赤なフィアット 飛ばす
あいつにゃ俺もあこがれ いつかあいつの唇を
冷たくすまして 知らんぷり
毛皮のコートと ダイヤの指輪と
真赤なフィアット
ところがゆうべ見たとき くたびれはてたフィアット
今宵いかがと きたぜ
真赤なフィアット
消えた 消えた 消えた
ここに戻っておくれよ
おれの真赤なフィアット
矢沢永吉 『真赤なフィアット』
そんな小粋な、憧れの真赤なフィアット。

イタリアBrummのミニカーである。

前から見ても、横から見ても、後ろから見ても絵になる。

フランスはパリある、MERCIの看板FIATと奇跡のツーショットっていう。

2012年10月03日
アメリカHUBLEY社の働くミニカー
size…antiqueの貴重なミニカーコレクションから1台譲っていただいた。
アメリカのHUBLEY社のトラック。

HUBLEY社は、100年以上続くアメリカのトイメーカー。
その'50から'60年代位の鋳鉄製ミニカーである。

子供の頃、トミカなどのミニカーをたくさん集めたものだが、
これはまた日本製とは違った武骨なよさがある。
経年のスレ具合もいい感じである。

荷台に藁束を積み込んでみる。
広大な牧草地を走る姿を思い浮かべて旅心。

2012年10月02日
ぺんてるの万年CIL『ケリー』
言わずと知れた、ぺんてるのロングセラーシャープペンシル。
万年CIL『ケリー』。
1971年に発売を開始というから、実に40年以上続いていることになる。
古い化粧箱に入ったデッドストックを発掘。

現行のケリーとは違い、Pentel5のロゴが付いてるのが懐かしい。

この“5”は、シャープペンの芯の太さ0.5mmを表す意味があり、
当時のシャープペン、ペンテル5にも、この“5”が刻印されている。
(ちょっと見難いのはご容赦)

ご機嫌のツーショット。

『ケリー』はまるで万年筆のように、キャップをはずして後軸にはめて使う。
すると、ノック部分が飛び出す仕組み。
発売当初、このメカニズム、高級感に子供心をくすぐられたのを覚えている。


今ではあまり見られなくなった、芯の詰まりをほじくる針もちゃんと付いている。

今も昔も変わらない人気のケリー。
大切にしたい、愛すべき文房具である。

2012年10月01日
PILOTオートマチックえんぴつ
こんなのが出てきた。

一見何の変哲もないゴム付き鉛筆。

だがしかし、よく見るとのっぺりとしたプラスティック製である。

軸もプラスティック製で『PILOT 0.5 オートマチックえんぴつ』。
オートマチックえんぴつ?

なるほど。
話題集中なんだ。

シン出し全自動のメカニズムとは?
内部には0.5mmのシャープ芯を長くしたやつ(12cm)が入っている。

書いているうちに芯が減って、黒いガイドが紙に触れて押されると芯が繰出される仕組みになっているようだ。
実にスムーズな機構になっていて、クルトガも真っ青。

何年前のものか不明だが、書き味も中々。
チープな雰囲気もグッドな逸品である。
