2012年10月22日
携帯電話帳telecal
かつて、携帯電話が無かった時代のこと。
もっと時間はゆっくり流れていた。
用件は電話で言付けを頼み、返事は翌日以降に来るのが当たり前だった。
それでも急ぎの用事のあるときには、公衆電話が重宝したものだ。
そんな古き良き時代、誰もが持っていたのが電話帳であった。
カール事務器㈱の携帯用電話帳 telecal TC-600。

つまみを頭文字に合わせて開くと、そのページが出てくるスグレモノ。


厚さわずか4.7mmで、352名分の電話番号が記録できる。
しかも、裏にはテレフォンカードが入れられるポケットまで付いているじゃないか!

と、驚いてはみたものの、所詮何でも携帯電話やパソコンに記憶させる今では、これは不要になった遺物なのか。
テレフォンカードも、いずれなくなっちゃうのかなあ。
