2010年02月15日
アルマイト製レトロ水筒

昭和の比較的初期のものと思われる。
京都の文具屋が放出した未使用品らしい。
当時学校に卸していたのだろう、クラスと名前が書けるようになっている。
未使用の証に、商品タグがぶら下がっている。


ボディの色は美しいコバルトブルー。
吊るし革は、経年の渋さを出している。
金属部分は錆びて、革と同化し、その区別がつかないくらいだ。

チェーンでつながれたカップはまだその輝きを失わず
黄金色に輝いている。
そして、方位磁石が付いているのも学校の教材っぽくて面白い。
ただ、針が外れてしまっているのが残念。


カップに守られてきたコルクの栓は、全く傷んでいない。
中を綺麗にすれば、実際に使うことも出来そうだ。

露店には同じ商品がいくつか並んでいた。
みんな同じだが、みんな違う。
どれにしようか迷うのもまた楽しい。