2009年11月06日

流行色

今日ラジオを聴いていたら、
「流行色は人為的に作られる」という話があった。

それも実際にその色が流行する2年位前から検討されるそうだ。

何でも国際流行色委員会っていうのがあって、
「じゃあ今度はこんな色合いを流行させましょう」てなもんらしい。

いっせいに同じ色合いの物が出回るのでおかしいなあ、とは思っていたが・・・。
そんな仕組みだったとはびっくり。

確かに大量の商品を準備するのには時間がかかるし、
流行る色がわかっていれば無駄もなくなるから合理的なんだろうけど。

何でも右へならえの世の中だからまかり通ることなんだろうが、
人為的というところが面白くないし、個性がなさ過ぎる。


これは、色に限らないことだと思う。
テレビや雑誌を初めとするマスメディアによって、
ブームは作られ、個性は埋没させられていく。

ただの娯楽の範囲にとどまれっていればいいが、
それが社会現象にまで及ぶことにより、
ひどい場合は一人の人間を世の中から抹殺することにもなりかねない。


知らず知らずに踊らされている自分がいる。

冷静に、自分の目で見ることが大事だと思う。