2013年02月24日
復活!ウェストクロックス
久々の土日の連休。
先日のWESTCLOXのタイマーの復原を腰を据えてやってみることにした。
今回は簡単なピンセットを使う。
これがなかなか具合がいい。

慎重に歯車を所定の位置に置く。
ここまでは簡単。
問題は、そこにプレートを乗せ、5つの歯車のシャフトを全て小さな穴に差し込むところ。
案の定苦戦する。
格闘すること1時間、ついにすべての歯車がプレートにセットできた。
前回は絶対に不可能と思ったのに、やっているうちになんとなく要領がつかめてくるものである。
慎重に裏蓋を固定して、完成!
いよいよ試運転。
・・・動かない。
おかしい。間違いなく組み立てたはずなのに。
また最初からやり直しである。
今度は、ひとつひとつの歯車にエアーを吹きかけて細かいほこりを落としてからはめ込んでいく。
さらに1時間。
ようやく完成。
CRCをさして歯車を何度か回してから裏蓋を固定する。
さあ、今度はどうだ。
動いた!
感動ものである。
試しに1時間回してみる。
大丈夫だ。「チン!」とあの潔い音。
しかも、10分だった誤差が5分ほどに改善されている。
すばらしい。
貴重な古道具がこうして目出度く蘇ったわけであるが、今回はずいぶん懲りた。
もう、分解なんかしないからね。

Posted by kaz at 21:52│Comments(0)
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