2012年07月27日
パピエマシェのペンケース
随分古い黒いケース。

蓋を開くと、どうやらペンケースのようだ。

内側には、赤インクのものらしき沁みも見られる。

ケースの素材は、木とも金属とも、もちろんプラスチックとも違う風合い。
漆黒の深い輝きは、いまだかつて見たことのないものがある。
実はこれ、18世紀から20世紀初頭までフランスで作られていた、パピエマシェという素材。
紙を圧縮して固めたものという。

100年は経っているというこのケースも当時のフランスのものである。
ボディに歪みも無く、使われている金具もさびは出ているものの立派に機能する。

内側に貼られたラベルには、何かを消した跡。
一体何が書かれていたのだろうか。

フランスアンティークのペンシルホルダーなんか入れてみる。
ここだけ、1世紀タイムスリップだ。
