2011年04月04日

活版印刷用ステッキの渋い風合い

ある古道具屋にて。

「これ、何ですか?」
「何でも、活字を並べるのに使ったそうですよ」
「へえ、なるほど」
「いかにも文房具が好きな人が好みそうですねえ」



というわけで、文房具好きが惹かれたのがこれ。





活版印刷の工程で、選んだ活字をレイアウトしていくステッキと呼ばれるもの。
ずっしり重い鉄製だ。





文章の長さに合わせて、仕切りがスライドできる仕組み。





いかにも職人の道具といった渋い風合いがいい。





万年筆とインクを置いてみた。
これもいい。