2012年12月11日
メリタのアルミ製コーヒードリッパー
現在では当たり前のコーヒーの抽出方法、ペーパードリップシステムは、1908年にドイツのメリタ・ベンツによって考案された。
それ以降ドリッパー(フィルター)は改良が重ねられ、よりおいしいコーヒーが淹れられるようになっていく。
参照 Mellita Japan公式hp メリタの歩み
そのメリタの1950年代頃に製造されたと思われる、アルミ製のドリッパー。

サイズは1、2杯用の小さい101。

取っ手が洒落ていて、象牙色のベークライト。
ちょっと頼りなさげな感じも愛おしい。

コーヒーを抽出する穴は4つ。
現在のメリタの売りは1つ穴で、それは1960年代に考案されている。
メリタの理想型とされる1つ穴に至る直前の、貴重な過渡期の製品といえるであろう。

ちなみにカリタは3穴である。


では、早速昨日紹介したHOPのミルで挽いた豆で淹れてみよう。


うん。
旨い!
今度はアウトドアだな。

今日のメリタ、昨日のコーヒーミルのHOP、そしてその前のアメリカのバインダー。
この3点は、イベント中心に出店しているPort antiquesより譲っていただいたもの。
以前も何点かここで紹介しているが、実に渋く貴重な古道具をお持ちである。
今後も要チェックなのである。
Posted by kaz at 21:51│Comments(0)
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