2012年05月07日
古いインクブロッター
万年筆で絵を描くとき、インクが乾く前に鉛筆の下絵を消そうとして、
絵がインクで汚れてしまうことがよくある。
せっかちな性格ゆえ、インクが乾くまでのわずかな時間が待てないのである。
以前からインクブロッターの必要性を感じていたのだが、
古いものに出会うまで待つことにしていた。
で、待った甲斐あっていいものと出会うことが出来た。

先日の、『たいみち×ハチマクラ 古文房具の魅力展』にて。
年代やメーカーについては不明であるが、
古い木製のもので、大きさも重さも手頃である。
フェルトも柔らかく、そのまま使える状態だ。
何と言っても、木の温もりというのはいいものである。

大雑把な塗装もご愛嬌。

交換用の吸取紙も合わせて譲っていただき、早速使ってみた。

瞬時にインクを吸い取り、消しゴムが使える。
これは便利。
書斎の必需品がひとつ増えた。

Posted by kaz at 22:05│Comments(0)
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