2011年11月27日
優良国産品!篠崎インキの瓶
蚤の市に出掛けたら、RERA RERA RU.が嬉しそうに出してきた古い瓶。

『篠崎インキ製造株式会社』のスタンプインキ。
綺麗なブルーの瓶で、気泡だらけ。
ラベルの状態がとてもいい。
木とコルクの蓋を引き抜くと、金属製のバーの先にインキを塗るパッドが付いている。
裏には社名の頭文字からとった『SIMCO』。

戦前のものにもかかわらず、これだけ綺麗な状態で残っているのにはわけがある。
それがこの外箱。

紙製の筒に、雰囲気のあるラベル。
底と蓋はブリキで出来ている。
この中にすっぽり納まって時を経てきたため、中の瓶は新品同様の状態なのである。
ところで、この『篠崎インキ製造株式会社』である。
そのブランドである『ライトインキ』を引き継いだ会社は、
社名や形態を変えて今も残っているようだが、篠崎インキ自体は現存しない。
また、調べても会社の詳しい資料が見つからない。
そんな中、面白い新聞記事を発見した。
昭和5年8月14日の大阪毎日新聞。
当時の国産品から、優良とされる93品目を挙げてあるのだが、
その中に、なんと篠崎インキがあの丸善と並んで選ばれているのである。
筆記用インキでは国内BEST3の快挙である。
つまり、それだけメジャーなインキメーカーだったということが分かる。
ついでにこれは、昭和14年7月23日のやはり大阪毎日新聞の広告。

ところで、瓶の底の『SIMCO』のロゴは、以前入手した瓶にもあるのを発見した。
やはり、多く出回っていたものなんだろう。


そんな、SIMCOのスタンプインキ。
どんなスタンプに使われていたのかなあ。

Posted by kaz at 21:14│Comments(2)
│アンティーク・古道具
この記事へのコメント
こんなのが売っていたら私も買ってしまう。
近くの古物市などでは、べらぼうに高い値段をふつかけられるから、あまりいかないように心がけているんですが、いい店を知っていていいですねぇ。
これだけ綺麗だと万年筆のインクをいれるわけにもいきそうにない。
近くの古物市などでは、べらぼうに高い値段をふつかけられるから、あまりいかないように心がけているんですが、いい店を知っていていいですねぇ。
これだけ綺麗だと万年筆のインクをいれるわけにもいきそうにない。
Posted by 牛鳴 at 2011年11月28日 10:15
牛鳴さん、こんばんは。
そうなんです。
とても状態のいい瓶なんですよ。
それをほんとに安く譲っていただきました。
このRERARERAさんはじめ、いいお店に恵まれて幸せなんです(笑)。
では、また。
そうなんです。
とても状態のいい瓶なんですよ。
それをほんとに安く譲っていただきました。
このRERARERAさんはじめ、いいお店に恵まれて幸せなんです(笑)。
では、また。
Posted by kaz
at 2011年11月28日 22:14
