2011年09月05日
パーカー75再び
以前ここでも紹介した、パーカーの名品『PARKER75』。
size…antiqueから譲っていただき、それをきっかけに
万年筆の魅力にとり憑かれたものだ。
そのすばらしい書き味に、以来毎日のように使っている。
それが何と、同じパーカー75がもう一本、
ちょっと前からsizeのレジ横に無造作に転がっていたのである。
前のと同じく、銀は酸化して黒ずみ、誰が見ても欲しいとは思わないような佇まいで。
既に一本譲っていただいているので、しばらくは遠慮していたのだが
やっぱり欲しくて先日譲っていただいた。

まったく同じに見えても、年代はちょっとだけ新しい。
銀磨きで磨き上げて、ボディはすっかり新品の輝きだ。
だが、しかしだ。
今回のメンテナンスは思いの外苦労した。
通常ペン先のインクの詰まりは、1、2日ぬるま湯に浸けておけば
大抵通ってしまう。
ところがこれは、3日浸けても4日浸けてもこびり付いた古インクが溶けてこない。
コンバーターで水を通しても、変なところから水が漏れてくる。
万年筆のインクの生命線である細い溝も詰まっているように見える。
あれこれいじって一週間、ようやく普通程度にインクが出るようになった。
ペン先が極細だったのも原因のひとつだったのか。

PARKER75、美人姉妹の誕生である。
ちょっと変わった赤いインクで使ってみよう。

size…antiqueから譲っていただき、それをきっかけに
万年筆の魅力にとり憑かれたものだ。
そのすばらしい書き味に、以来毎日のように使っている。
それが何と、同じパーカー75がもう一本、
ちょっと前からsizeのレジ横に無造作に転がっていたのである。
前のと同じく、銀は酸化して黒ずみ、誰が見ても欲しいとは思わないような佇まいで。
既に一本譲っていただいているので、しばらくは遠慮していたのだが
やっぱり欲しくて先日譲っていただいた。

まったく同じに見えても、年代はちょっとだけ新しい。
銀磨きで磨き上げて、ボディはすっかり新品の輝きだ。
だが、しかしだ。
今回のメンテナンスは思いの外苦労した。
通常ペン先のインクの詰まりは、1、2日ぬるま湯に浸けておけば
大抵通ってしまう。
ところがこれは、3日浸けても4日浸けてもこびり付いた古インクが溶けてこない。
コンバーターで水を通しても、変なところから水が漏れてくる。
万年筆のインクの生命線である細い溝も詰まっているように見える。
あれこれいじって一週間、ようやく普通程度にインクが出るようになった。
ペン先が極細だったのも原因のひとつだったのか。

PARKER75、美人姉妹の誕生である。
ちょっと変わった赤いインクで使ってみよう。

Posted by kaz at 21:53│Comments(0)
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