2013年09月29日
教育玩具 知恵の字消し
パズル消しゴムといえば、スーパーケシックやケシキューブなど、シードの製品がポピュラーである。

しかし、その昔にもこんなパズル消しゴムが存在したことはあまり知られていない。
元祖!?パズル消しゴム『CHIEnoJIKESHI』である。
味のあるラベルには、「かげえ遊び/教育玩具/字消しゴム製/説明書付」などの文字が躍る。

綺麗な装飾が施された紙箱に、様々な形の7つの消しゴムが整然と並んでいる。

説明書。
これらの7つの消しゴムを使って、何らかの形を作るという。
これがかげえ遊びである。
ルールは、「一個もあまりません」「たりないことはありません」のふたつのみ。
そして、「このほかに色々考へて下さい」と課題をも投げかける。
完成例の「まいこ」とか、「けんびきょう」なんかよく思いついたなあ。
「せんぷうき」はちょっと無理があるか(笑)。

ちなみにこれデッドストックのようで、綺麗にセロファンで覆われたまま。
それを開封してしまう勇気がなく、実際に試せないのが残念。

一体いつ頃のものなのか不明であるが、恐らくテレビゲームなどない時代の、子供の情操を豊かにする素敵な教育玩具である。

Posted by kaz at 20:51│Comments(0)
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