2012年09月08日
初期のドクターグリップ
太軸にラバーグリップの筆記具。
今でこそ当たり前の形状であるが、その元祖がPILOTの『Dr.GRIP』。
発売は1991年というから、20年以上の歴史を持つことになる。
PILOT公式サイト『ドクターグリップ20年の歴史』より
当時ほとんどの筆記具が鉛筆に近い細軸であったため、
人間工学に基づいたという13.8mmの太い軸は、随分新鮮だった記憶がある。
初代から3年後の1994年に発売されたドクターグリップ。

シャープとボールペンのギフトセットである。

PPのケースはすっかり灼けてしまっているが、裏面には人間工学のウンチクなどが書かれている。

そして、これの特徴が『抗菌』。
当時は抗菌ブームで、筆記具や電卓など様々なものに抗菌が謳われたものだ。

発売から20年経ち、国内販売で1億本を超えるという。
現在でもその形状は当時とほとんど変わっていない。
18年前のでも、やはり握りやすさはピカイチだなあ。

Posted by kaz at 22:56│Comments(0)
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