2014年05月10日
工芸品としての竹とんぼ
竹とんぼ。
子供のころよく遊んだなあ。
その当時は、薄い竹の羽根に棒を付けただけの物だと思っていた。
実際にそういうもので遊んでいたのかもしれないが、本物の竹とんぼは全然違う。
そんなことが、恥ずかしながらつい最近わかった。
さるイベントの、竹とんぼづくり体験コーナーでその工程を初めて教えていただいた。
羽根は薄い板を重ねるのではなく、分厚い竹のかたまりから削り出して形成してあるというのだ。
この竹とんぼの場合は、約10mmの厚さの竹を使っている。
そこから1mm程度の薄さまで、しかも斜めになるように削り、この形を作り出しているのだ。
かっこいいなあ。
本物の工芸品は実に美しい。