2012年05月30日
下足箱のカナリヤ錠
さらに、東京蚤の市。
一番奥にあった古道具屋で発見。
銭湯などの下足箱に見られる古い錠前。
アルミ製の錠前に切り込みの入った木札を差し込むと鍵が開くというあれである。
調べてみると、色んなメーカーがある中で、カナリヤ錠と言われる古いものらしい。
これが、バネや金具などの部品も何もかもバラバラで箱に放り込んであった。
何とか同じ番号の錠前と木札を探しあて、必要と思われる部品を拾って来たというわけだ。
帰って早速部品を組み合わせてみる。
試行錯誤を繰り返し、見事完成。
初めて下足錠をいじって、その合理的な仕組みに感心することに。
では、試運転。
木札が、ふたつのレバーを順番に押し込み下のロックを解除する仕組みが分かるだろうか。
あとは、木札の切り込みにあわせて釘などを打ち込めばこの木札でしか開かない錠前が出来上がる。
なんとも味のある逸品。
これは使わない手はない。
古い木箱でも探してきて、オリジナルロッカーでも作ってみようかなあ。
Posted by kaz at 21:49│Comments(0)
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