2012年04月17日
渋いPelikanの画筆
ちょっと渋いこの画筆。
国内のとある画家さんが使っていたものらしい。
毛先は柔らかく滑らかなままであるが、軸に留める金具部分は見事に錆びている。
軸は使い込まれて艶があり、刻印の雰囲気がいい。
ドイツ製のようだ。
毛先の素材は、水彩画用に適していると言われるリスの毛であることがわかる。
で、肝心のメーカーなのであるが・・・。
消えかかっていて判別しにくいのだが、よく見ると『Pelikan』と読める。
スーベレーンに代表される万年筆の名門“Pelikan”のものと思われる。
調べてみると、かつては画材なんかも力を入れていたようである。
こういう雰囲気、たまらんなあ。
Posted by kaz at 21:58│Comments(0)
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