2010年10月20日
インキ消しケゼール
ケゼールなるインキ消しが存在したらしい。
芯は獨逸製、ケースは國産品の携帯型インク消しだ。
優れた特徴を持っているようで、
「なんでも自由に綺麗に消せます」とは自信のコメント。
英米獨で専売特許を取得している。
説明の誤植もかわいいご愛嬌。
色々検索してみると、役所などでも定番で使われていた様子。
一体いつ頃のものかは、資料が見付からなかった。
ただ、取り扱い商社の住所が、東京市『日本橋区』となっていることから、
1947年以前のものには間違いないようだ。
で、それが入っていたらしい金属製のケース。
本体がないのがとても残念だが、
この重厚なケースからその存在感を想像することができる。
また白い粉が内部や取説に付着していて、
ケゼールがかつてそこに存在したことを証明しているのである。
剥げた塗装の感じにしびれる。
文房具関係のものがあると、いつも取っておいてくれる
優しいRERA RERA RU.さんより譲り受けた逸品。
芯は獨逸製、ケースは國産品の携帯型インク消しだ。
優れた特徴を持っているようで、
「なんでも自由に綺麗に消せます」とは自信のコメント。
英米獨で専売特許を取得している。
説明の誤植もかわいいご愛嬌。
色々検索してみると、役所などでも定番で使われていた様子。
一体いつ頃のものかは、資料が見付からなかった。
ただ、取り扱い商社の住所が、東京市『日本橋区』となっていることから、
1947年以前のものには間違いないようだ。
で、それが入っていたらしい金属製のケース。
本体がないのがとても残念だが、
この重厚なケースからその存在感を想像することができる。
また白い粉が内部や取説に付着していて、
ケゼールがかつてそこに存在したことを証明しているのである。
剥げた塗装の感じにしびれる。
文房具関係のものがあると、いつも取っておいてくれる
優しいRERA RERA RU.さんより譲り受けた逸品。
Posted by kaz at 22:03│Comments(2)
│アンティーク・古道具
この記事へのコメント
ケゼールの芯は細いグラスファイバーの繊維を束ねたものです。表面を微妙に削り取るかたちでインクを消します。
回転させると心が出てくるボールペンと同じような構造で回して束の先端を少し出して使用しました。サイズは全長10cm未満で直径1cm位でボディーはプラスティックでした。製図用品として販売されていた気がします。
私は中学から高校までプラモデルを作成して最後にデカールを張りますが
このデカールの表面の光沢を取り去り。、艶消しに加工するときにお世話になりました。50年前は町の文具屋で売っておりました。別に外国製ではなかった気がしますし、中学生が気軽に購入できました。
ケゼールを入手するためにネットで探してこのページを見つけました。
回転させると心が出てくるボールペンと同じような構造で回して束の先端を少し出して使用しました。サイズは全長10cm未満で直径1cm位でボディーはプラスティックでした。製図用品として販売されていた気がします。
私は中学から高校までプラモデルを作成して最後にデカールを張りますが
このデカールの表面の光沢を取り去り。、艶消しに加工するときにお世話になりました。50年前は町の文具屋で売っておりました。別に外国製ではなかった気がしますし、中学生が気軽に購入できました。
ケゼールを入手するためにネットで探してこのページを見つけました。
Posted by ウメハラ at 2014年10月24日 14:41
ウメハラさん初めまして。
ケゼール、一般に普及していたんですね。
実際に使っていた方の貴重な話を聞けてうれしいです。
どうもありがとうございます!
ケゼール、一般に普及していたんですね。
実際に使っていた方の貴重な話を聞けてうれしいです。
どうもありがとうございます!
Posted by kaz at 2014年10月24日 21:47