2010年09月06日
尺貫法の古いメジャー
「これ、おもしろいでしょう?」
size Hさんが何気なく取り出してくるものは、大抵ツボであることが多い。
古い小さなメジャー。
片面はmm単位だが、もう片面は尺貫法で目盛りがふってある。
1尺は10/33m。
1寸はその1/10で約3cm。
6尺、つまり1間(約1.8m)まで測定できる。
金属製のケースは少々錆びてはいるが、巻取りの動きは極めてスムーズ。
テープに傷みもほとんどなく、問題なく実用可能だ。
よく見ると、メーカーのロゴらしきものが印刷されている。
TOKYO の下に、山の絵と片仮名でヨ。
・・・ヤマヨだよなあ。
どこかで聞いたことがあると思い、調べてみると
確かに『ヤマヨ測定機㈱』という会社が存在する。
そう、知る人ぞ知る『即利用くん』のメーカーじゃないか!
最新の測定機器や、やっぱり巻尺も作っているようだ。
では早速ということで、例によって直接メールで問い合わせてみた。
そうしたら翌朝すぐに返事を戴いた!
「当社の製品に間違いないこと」
「サンプルは残ってないが、カタログによると
昭和27年から35年に製造されたものであること」
が明らかになった。すばらしい!
そういうわけで、約50年前の古いメジャーである。
size Hさんが何気なく取り出してくるものは、大抵ツボであることが多い。
古い小さなメジャー。
片面はmm単位だが、もう片面は尺貫法で目盛りがふってある。
1尺は10/33m。
1寸はその1/10で約3cm。
6尺、つまり1間(約1.8m)まで測定できる。
金属製のケースは少々錆びてはいるが、巻取りの動きは極めてスムーズ。
テープに傷みもほとんどなく、問題なく実用可能だ。
よく見ると、メーカーのロゴらしきものが印刷されている。
TOKYO の下に、山の絵と片仮名でヨ。
・・・ヤマヨだよなあ。
どこかで聞いたことがあると思い、調べてみると
確かに『ヤマヨ測定機㈱』という会社が存在する。
そう、知る人ぞ知る『即利用くん』のメーカーじゃないか!
最新の測定機器や、やっぱり巻尺も作っているようだ。
では早速ということで、例によって直接メールで問い合わせてみた。
そうしたら翌朝すぐに返事を戴いた!
「当社の製品に間違いないこと」
「サンプルは残ってないが、カタログによると
昭和27年から35年に製造されたものであること」
が明らかになった。すばらしい!
そういうわけで、約50年前の古いメジャーである。
Posted by kaz at 21:59│Comments(0)
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